【2026年9月4日号】プラスチックリサイクル市場状況:米イラン戦闘再燃で原油急伸、中国樹脂は全面高もコスト主導続く

本レポートは、バージン樹脂(プライム)・再生ペレット・スクラップの各市況を、2026年9月4日時点の状況としてまとめたものです。バージン樹脂価格は中国の主要ポリマー市場を情報源とし、付加価値税(VAT)込みの人民元建てで、為替レート 1米ドル=6.7099人民元を基準としています。

主要グレード価格推移(Dr.Steveベンチマーク・9/4対8/28)

品目 2026/9/4 2026/8/28(逆算参考値) 前週比
ABS 11,600 10,650 +950(+8.9%)
PVC 5,050 4,560 +490(+10.8%)
PET(ボトル級) 8,600 8,000 +600(+7.5%)
PE 9,400 8,850 +550(+6.2%)
PS 8,950 8,500 +450(+5.3%)
PC 11,850 11,300 +550(+4.9%)
PP 10,000 9,550 +450(+4.7%)
POM 8,300 8,000 +300(+3.8%)
PA6 14,300 13,800 +500(+3.6%)
PMMA 13,400 13,150 +250(+1.9%)
PA66 17,700 17,400 +300(+1.7%)

※ 単位:人民元/トン。8/28列は本号本文が明記した「8月28日比」の増分から逆算した参考値であり、8/28号本文に直接記載された値ではない。両号でDr.Steveが使用する評価系列(reference price)に基づく。

原油市場

WTIはニューヨーク市場で9月4日、1バレルあたり91.48米ドルで引け、アジア市場終値の約91.30米ドルから0.18米ドル(0.20%)上昇しました。前週金曜(8月28日)のニューヨーク終値83.40米ドルと比べると、週間で約9.7%の上昇です。Brentは約96.28米ドルで引けています。

上昇の主因は、米国とイラン間の戦闘再燃、イランによる湾岸航路への攻撃、ホルムズ海峡経由の原油フローがさらに阻害されるとの懸念です。米国の商業原油在庫が450万バレル減少し、供給の余裕が縮小したことも相場を支えました。

見通し:短期的な相場は堅調ながら極めて不安定な展開が見込まれます。軍事的なエスカレーションやエネルギーインフラへの攻撃、タンカーの動静減少があればWTIは95ドル超もあり得る一方、航行環境の改善や湾岸諸国の増産、合意進展があれば地政学プレミアムが剥落し85〜90ドルへ戻る可能性もあります。当面は供給リスクが通常の需給要因よりも強く効いています。

中国バージン樹脂市場レポート

概要

中国のプライム樹脂市場は8月31日〜9月4日の週に総じて上昇し、メーカーの強気姿勢とさらなる工場出荷価格引き上げを後押ししました。もっとも、この回復は依然として実需の広範な改善というよりコスト主導によるものです。

PE(ポリエチレン)

PEの基準価格は9月4日時点でおよそ9,400元/トンに達し、9月3日から横ばい、8月28日からは550元高となりました。週前半は原油・先物高を受けて大きく上昇し、供給圧力は管理可能な範囲でメーカーは強気の出荷価格を維持しましたが、必要な補充を終えた下流工場は高値への抵抗を強めました。なお、より広範な国内市場評価では9月4日のPE平均は8,964元/トンとされており、実際の水準はグレード・地域によりかなり異なります。

見通し:PEは堅調ながら、直近の上昇分を消化する形で調整に入る可能性があります。

PP(ポリプロピレン)

PPの基準価格はおよそ10,000元/トンで、9月3日から横ばい、8月28日比では450元高となりました。華東の主流ラフィア成約は概ね9,550〜9,700元/トン。供給の戻りは想定より遅く、石化メーカーは強気の出荷価格を維持しましたが、原料高が下流からの逆風を生み、週後半は商いが細りました。

見通し:PPは安定〜やや強含みで推移するとみられますが、さらなる上昇は下流の実受注次第です。

PVC

PVCは9月4日に約5,050元/トンへ上昇し、9月3日から210元高、8月28日比では490元高となりました。上昇は原油・石炭・先物市況の強さに牽引されたものですが、実需はそのペースに追いついておらず下流は急騰への抵抗を示しています。公表市場データでは9月4日の指標を約4,890元/トンとしており、1か月で約9.7%の上昇です。

見通し:PVCはコスト主導で不安定な推移が続くとみられますが、十分な生産量と弱い建設需要がさらなる上値を抑える可能性があります。

PS

PSの基準価格は8月28日の8,500元/トンに対し、約8,950元/トンへ上昇しました。原油・ベンゼン・スチレン高が生産コストを押し上げ、売り手の値上げを後押ししました。週内に華東の一部気配はRMB100〜300上昇しましたが、下流顧客は主に契約玉の消化が中心で、スポットの高値追いには消極的でした。

見通し:スチレンが上昇を続ければPSは堅調を維持するとみられますが、スポット需要の弱さがさらなる上げ幅を制限する可能性があります。

ABS

ABSは週間で最も強含みの品目のひとつでした。基準価格は9月4日時点でおよそ11,600元/トンに達し、9月3日から200元高、8月28日比では950元高となっています。原油・原料高とメーカーによる出荷価格引き上げの継続に、さらなる値上がりを見込んだトレーダーの手当てが重なりました。公表ベンチマークデータは9月4日時点でおよそ11,100元/トンとし、7日間で約8.1%の上昇としています(個別グレードの幅ははるかに大きい)。

見通し:短期的なABSの基調は堅調ですが、高値が下流の購買を減らす可能性があるため注視が必要です。

PET(ボトルグレード)

ボトルグレードPETは9月4日時点で約8,600元/トンとなり、8月28日の8,000元から上昇しました。原油高がPTA・MEGコストを押し上げ、稼働可能な設備の減少も支援材料となりました。週前半の華東・水ボトル級スポットはおよそ8,150〜8,300元/トン。もっとも下流の購買は限定的で加工マージンが縮小しており、値上げの完全な転嫁はできていません。

見通し:PETはコスト主導で不安定な推移が続くとみられ、持続的な上昇には下流受注の一段の改善が必要です。

PC(ポリカーボネート)

PCの基準価格はおよそ11,850元/トンに達し、8月28日比で550元高となりました。国内供給は比較的安定している一方、メーカー在庫とスポット玉は総じて少ない状態です。原油・石化製品全般の上昇が売り手の強気姿勢を後押しし、オファーは引き続き上昇していますが、下流顧客は目先の必要量のみを慎重に購入しています。

見通し:PCは短期的に堅調かつ変動的な推移を維持するとみられますが、汎用グレードは高値圏で抵抗を受ける可能性があります。

PA6

PA6は9月4日に約14,300元/トンへ上昇し、9月3日から100元高、8月28日比では500元高となりました。主因はベンゼンとカプロラクタムの上昇です。Sinopecはベンゼン価格をRMB150引き上げて8,600元/トンとし、高品位液体カプロラクタムの8月決め値は12,920元/トン(7月比+720元)に達しました。ポリマー在庫の低さも支援材料です。異なるグレードを含む公表ベンチマークデータは、9月4日のPA6を約13,467元/トンとしています。

見通し:PA6は依然として強含みの品目のひとつですが、下流の抵抗により直近の上昇後は調整に入る可能性があります。

PA66

PA66はおよそ17,700元/トンで、9月3日から100元高、8月28日比では300元高となりました。アジピン酸・ヘキサメチレンジアミンのコスト高が安値玉を減らし、成約水準を押し上げました。華東の汎用PA66はおよそ17,300〜17,500元/トンと報告されており、百川盈孚は9月4日の市場平均を17,331元としています。業界の稼働率は上昇しており、供給は徐々に回復するとみられます。

見通し:PA66はコスト面から短期的に堅調とみられますが、供給の回復と慎重な需要がさらなる上昇を抑える可能性があります。

POM

POMの基準価格はおよそ8,300元/トンへ上昇し、8月28日の8,000元から上げています。複数のメーカーが出荷価格を引き上げたことで安値玉の入手が難しくなり、市場心理は改善しました。もっとも公表アセスメントはグレード・供給元による差が大きく、百川盈孚は9月4日のより広範な平均を9,632元/トンとしています。

見通し:POMは安定〜やや強含みで推移するとみられますが、下流需要は依然として目先の必要量が中心です。

PMMA

PMMAは9月4日に約13,400元/トンへ上昇し、8月28日比で250元高となりました。国内PMMA粒はおよそ12,500〜13,800元/トンで取引され、華東週平均は約13,000元(前週比+200元、+1.56%)。MMA等の生産コスト高が上昇を支えていますが、輸入品・プレミアムグレードは別の値動きを見せています。

見通し:PMMAはグレードにより差はあるものの堅調に推移するとみられ、下流需要からの支援は限定的です。

まとめ

中国のプライム樹脂市場は、堅調ながら品目間で温度差のある展開で9月入りしました。ABS・PS・PA6・PET・PVCが原油・上流化学品コストから最も強い支援を受け、PE・PP・PC・PA66・POM・PMMAも上昇しましたが、下流の買い手は慎重な姿勢を崩していません。8月12日に一般適用が開始されたEU包装・包装廃棄物規則(PPWR)は中国の輸出業者に包装コンプライアンス要件を課しますが、今週の樹脂価格の主因というよりも、より長期的な構造要因として捉えるべきです。総じて価格は販売数量よりも速く上がっており、9月の見通しは緩やかに強含みですが、さらなる上昇が実現するかは下流受注が原料コスト高を吸収できるかにかかっています。

世界のバージン樹脂市場

米国

9月初め時点で、米国のプライムHDPE射出・ブロー成形級はおよそ1ポンドあたり0.50〜0.67米ドル(1,100〜1,480米ドル/トンに相当)。LDPEフィルムは約0.56〜0.73米ドル/ポンド(1,235〜1,600米ドル/トン)、LLDPEフィルムは約0.47〜0.65米ドル/ポンド(1,035〜1,420米ドル/トン)。プライムPPホモポリマー射出級は約0.58〜0.76米ドル/ポンド(1,280〜1,675米ドル/トン)でオファーされています。米国PSの最新公表ベンチマークは約0.82米ドル/ポンド(1,800米ドル/トン)で、8月中にベンゼン・スチレンコストの回復で上昇しました。ABSは約0.88米ドル/ポンド(1,940米ドル/トン)、PCは約1.32米ドル/ポンド(2,910米ドル/トン)。北米PMMAは約1.42〜1.46米ドル/ポンド(3,130〜3,220米ドル/トン)。米国PA6は以前の評価で約1.45米ドル/ポンド(3,197米ドル/トン)とされ、BASFは9月1日からさらに1ポンドあたり0.08米ドルの値上げを実施しました。汎用樹脂スポットは在庫の潤沢さと慎重な需要で総じて軟調ですが、原油急騰とベンゼン等の原料高がPS・ABS・PC・ナイロンを下支えしており、9月中の追加値上げが試される可能性があります。

欧州

欧州のプライム樹脂価格は8月中、アジア水準よりかなり高いまま推移しました。中欧のHDPEは約1,390〜1,520ユーロ/トン、LDPEは約1,530〜1,540ユーロ、LLDPEは約1,370ユーロ。PPホモ・コポリマーは概ね1,490〜1,520ユーロ/トン。GPPSは約1,910ユーロ、HIPSは約2,030ユーロ、ABSナチュラルは約2,260ユーロ/トン。透明PCは約3,400ユーロ、ナチュラルPA6は約3,060ユーロ、POMは約2,700ユーロ、PA66は約3,600ユーロ相当、PMMAは概ね3,100〜3,600ユーロ/トン。ボトル級PETは約1,000〜1,100ユーロ/トンで、パラキシレンの供給減が下支えとなる一方、飲料シーズンの需要減速と割安な輸入品が上値を抑えています。PVCは供給過剰と建設需要の弱さで約1,100〜1,400ユーロ/トンの圧迫下にあります。9月の見通しは横ばい〜やや弱含みで、原油・原料高でPS・ABS・PC・ナイロン中心に値上げが模索されるものの、潤沢な供給と弱い産業需要、割安な輸入品が完全な転嫁を阻む見込みです。

再生ペレット市場

アジア

アジアの再生ペレット市場は引き続き慎重な展開です。中国では特に黒色・混色グレードの需要が鈍く、買い手は確定注文向けの購買が中心です。ナチュラルrPEペレットはおよそ750米ドル/トン以下、ナチュラルrPPペレットはおよそ550〜650米ドル/トンが目安となっています。Dr.Steve自身のベトナム訪問時には、高透明で良質な再生LDPEペレットが900米ドル/トン超で販売されていました。輸入フィルム原料自体がすでに420米ドル/トン超で、低嵩比重ゆえ輸入・物流コストが約280米ドル/トンに達することもあります。再生ABS・HIPS/PSペレットはおよそ700〜900米ドル/トン。ナチュラル再生PCはおよそ1,300〜1,450米ドル/トン、高品位PCR PCは1,600〜1,700米ドル/トンに達することもあります。非食品グレードrPETペレットはおよそ850〜1,000米ドル/トン、透明・食品グレードのrPETペレットはこれをかなり上回ります。REACH・RoHS適合で色・物性が安定したグレードはプレミアムを獲得できる一方、非適合・品質ばらつきのある材料は下押しが続いています。

欧州

欧州の再生プラスチック市場は2026年8月31日〜9月4日の週も弱含みが続きました。包装・建設・自動車・汎用射出向けの需要は限られ、大半のコンバーターは目先の必要量のみを購入しています。割安なバージン樹脂と輸入再生材が、意味のある価格回復を引き続き抑えています。rLDPEフィルム級ペレットはおよそ900〜1,000ユーロ/トン、rPP射出級は850〜950ユーロ/トン。rHDPEグレー・黒は約1,050〜1,200ユーロ/トン、白は1,400〜1,550ユーロ/トン、ナチュラルは1,650〜1,800ユーロ/トン。透明・食品グレードのrPETは1,650〜1,750ユーロ/トンで、季節的な飲料需要の減速により軟化しました。黒色rABSは約850〜1,050ユーロ/トン、黒色rHIPSは約750〜950ユーロ/トン。認証済みでトレーサブルな高品位ナチュラル・食品接触PCRグレードは再生材含有義務を背景に引き続きプレミアムを維持する一方、低品位の黒色・混色材料は下押し圧力と割安なバージン材との競合に直面しています。2026年8月12日に一般適用が開始されたEU包装・包装廃棄物規則(PPWR)は、短期的な需要の明確な改善にはまだつながっていません。

米国

米国の再生ペレット市場は、夏場の回収増による原料供給の改善を受けて下押し圧力下にあります。rHDPE・rPPの価格は軟化し、買い手は慎重な購買を続けています。ナチュラルrLDPEペレットはおよそ1,300〜1,700米ドル/トン、ナチュラルrPPペレットは約1,000〜1,400米ドル/トン。ナチュラルrHDPEは約1,900〜2,500米ドル/トンで、混色グレードはこれを大幅に下回ります。食品グレードrPETペレットは約1,400〜2,000米ドル/トン、再生ABS・HIPS/PSは約1,000〜1,500米ドル/トン、再生PCは約1,800〜2,600米ドル/トン。認証済みナチュラル色材料や均質なポストインダストリアル材は引き続きプレミアムを維持しています。

プラスチックスクラップおよび二次原料の供給動向

欧州→アジア

欧州からアジアへの供給は引き続き活発ですが、取引される「形」が変化しています。混合・ベール状の廃プラスチックは魅力を失いつつある一方、清浄な工程発生材・ロール・ランプ・選別済み硬質プラスチックの輸出は続いています。欧州でさらに処理された材料――洗浄PETフレーク、破砕・均質化されたPE・PP・ABS・HIPS・PC・PMMA材――は、該当する品質・End-of-Waste要件を満たす限り、二次原料または製品として販売される比率が高まっています。合成繊維・繊維材のチャネルも拡大しており、繊維残渣・糸くず・使用済み合成繊維製品が繊維分類でアジアに輸出され、選別・リサイクル・繊維回収に回っています。アジアはEUの使用済み繊維輸出の約48%を受け入れています。Dr.Steveは「分類は材料の実際の状態と用途を反映しなければならず、船積書類の記載を変えるだけであってはならない」と明記しています。

日本

日本から他のアジア市場への供給は引き続き活発です。日本は2026年6月に約5,100万kgのプラスチック廃棄物を輸出し、マレーシアが約1,900万kg、ベトナムが約900万kgを受け入れました。台湾・フィリピンも重要な仕向地です。定期的に供給される品目はLDPEフィルム・ロール、PPフレコン、PET/PETG、ABS、HIPS/PS、PC、PMMA。輸出前に日本国内でクリーンな粉砕品や再生ペレットにまで加工する例が増えています。ナチュラル・透明のPC、PMMA、PETGが最も売りやすく、混色・難燃グレードは需要が限られます。日本の工場発生材は他のアジア産に比べ清浄で品質が安定していますが、価格は高いままです。

米国

米国からの供給は引き続き潤沢で、特にPETボトル、PEフィルム、PPフレコン、HDPEボトル・ドラム、工業発生のABS・HIPS/PS・PCが中心です。アジアの買い手は、混合・汚染されたベール材よりも、フレークや粉砕品に加工された清浄な単一ポリマー材料を一段と選好しています。PETボトルベールは夏場の回収量が多い一方で国内需要が弱いため潤沢で、7月の全米平均価格はおよそ1ポンドあたり3.2セント(約70米ドル/トン)でした。清浄なグレードAのPEフィルムはおよそ1ポンドあたり15〜16セント(330〜350米ドル/トン)、グレードBは6〜7セント/ポンド、汚れたグレードCはほぼ無価値かマイナス価値です。清浄・乾燥で白色主体のPPフレコンはおよそ1ポンドあたり11〜14セント(240〜310米ドル/トン)。米国は2026年6月に約4,100万kgのプラスチックスクラップを輸出し、カナダ・メキシコが最大の仕向地、インドが約380万kg、マレーシアが約230万kgを受け入れました。

需要動向(マレーシア・ベトナム・インド・インドネシア)

再生プラスチックへの需要は前週から改善し、特にPEフィルム・PS・ABSで顕著でした。マレーシア・ベトナム・インド・インドネシアのリサイクル業者との対話によれば、この回復は(1)原油・原料高でバージン材の値上がり観測が強まったこと、(2)従来の閑散期が終わったこと、(3)これまで輸入していた欧州材を使い切ったリサイクラーが在庫の積み増しを始めたこと、の3点に支えられています。ベトナムは清浄なPEフィルムとPPフレコンへの関心が強く、マレーシアはPEフィルム・ABS・HIPS/PSに焦点を当てています。インド・インドネシアの買い手もPEフィルムとエンプラ粉砕品を求めていますが、価格に極めて敏感で仕様の一貫性を強く求めています。あわせて、マレーシアの輸入規制について誤解も見られます。マレーシアは米国からのプラスチック廃棄物輸入を禁止し、その他の国からの適格な輸入にはSIRIMの承認を要求していますが、すべての原産国に同じ全面禁止を課したわけではありません。多くのリサイクル業者はEUの輸出規制強化の影響を十分に把握していないとみられます。

影響業界ポジション:国内リサイクル事業者(再生材売り手)・海外バイヤーの双方に影響が大きい号です。中国プライム樹脂の全面高はコスト主導で実需を伴っておらず、再生材への価格転嫁力は限定的である一方、東南アジア・南アジアでの再生材需要改善は原料・製品双方の販売機会に直結します。マレーシアの輸入規制に関する誤解の訂正も、輸出実務上重要な情報です。

Dr.Steveの顔写真

香港FUKUTOMI社のCEO
中国リサイクル協会のExective President
香港の大手プラスチックトレーディング会社を長年経営。
最盛期は月間1,500コンテナを取り扱い、世界中の廃プラスチックをリサイクルしてきた。
1年の半分以上を世界各国を飛び回り、プラスチックリサイクルマーケットを観察している。フルマラソンを走るマラソンランナー。

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