アメリカの科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(「核科学者紀要」の意味)が世界の終わりに近づくのがあと100秒とした。
昨年は120秒であったそうだが、今年は20秒進んだ。同誌はトランプ大統領の行動をマイナス要因とみているようだ。
2021年9月追記:この記事を書いたのは20年1月だが、日本でも水害が多発している。世界では森林火災が多発してとんでもなく広い範囲で森林が焼失している。残念ながら、残念ながら事態の悪化は加速しているようにしか見えない。
地球が滅亡するのに、①核戦争②気候変動があるが、核戦争について、様々な国に威嚇を繰り返して、緊張を高めている。
また、気候変動についても国際団体から脱退したり、石油化学などの産業保護を打ち出し、経済最優先の態度を明らかにしているのは皆さんもご存じの通り。
環境ビジネスを手がけている立場としては、辛いニュースではあるが、為す術がない。
今、自分が「少なくとも地球環境にとってマイナスではない」と思われることをやるしかない。
今の地球というか、人類の状況を私なりに例えで表すと、禁煙ができないでなんだかんだと理由をつけてタバコを止められない人と同じに見える。
将来、ガンや病気の確立が格段に高まることはわかっていながら、自分のニコチン中毒症状に向き合わず、ダラダラとすってしまう。奥様や回りの心配する人達から時折注意を受けるが、「今は元気」だから問題ない。「そのうち止めるさ」と言う。
健康診断のデータでもマイナスデータが出ても、「まだ大丈夫」と考えている。
人間は、将来いつ来るか、それとも来ないかわからないリスクに事前に備えるのは苦手だ。
人類という名の協同体は禁煙できるのだろうか。
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