美しい地球を子供たちに

スクラップ、再生樹脂ペレット、リサイクル機械についての課題を解決するプロフェッショナルです

2024環境展・地球温暖化防止展 5/22~24 東京ビッグサイトに出展します

コロナウイルスは何をメッセージしているのか

コロナウイルスが何らかのメッセージだと考えてみる

コロナウイルスについて、考えさせられる記事があったので、一個人の意見として書いておこうと思います。

コロナウイルスは今、世界中で猛威をふるっています。大変な人数が感染し、死亡者も多数、大変な人数が自由に移動もできなくなっています。大変な勢いで人間を今攻撃しているというように思われているのですが、果たしてそうなのだろうか、というような疑問を投げかけられました。

今、コロナウイルスのせいでイタリアであるとか、中国、インド、マレーシア、各国がロックダウンを行っています。 このロックダウンにより企業活動が停止され、生産活動が停滞してしまっています。

経済的には大打撃ですが、実は意外な事が起こっています。

「地球環境」という観点から見てみた時に、 大きな変化が一瞬で起こったようです。ベネチアの汚かった運河が非常に綺麗な水を取り戻しているそうです。 インドの大気汚染がなくなり、 きれいな空気になり窓を開けると爽やかな空気が入ってくるようになったそうです。また大気汚染であれほどひどかった中国ですが、衛星写真を見ても青空が広がっているようです。

このような環境改善は今までどのような国際会議を何日間開いても、全く合意がすることができませんでした。 しかし、このコロナウイルスの対応により、世界各国は一切ほとんど話し合うことなく、各国独自で決めたルールに従ってロックダウンを実施し、つまり経済活動を停止しました。結果、その国の環境が改善する方向に戻りました。 これはどのような国際会議でも成し遂げることができなかったことです。

こういうことを考えた時に コロナウイルスというのは果たして人間を攻撃する為だけのものなのでしょうか。 実は観点を変えてみれば、 コロナウイルスは地球の味方だったのではないかという見方もできなくはないと思うのです。

人間の経済活動により痛めつけられた地球が、コロナウイルスを使って人間にシグナルを送っている、人間に警告をしている、と考えられなくもないなと感じました。 当然ながら我々人間は経済活動を抜きにして生きていくことはできません。 しかし、今回のコロナウイルスによってこの経済活動と、 地球環境の保護、 持続可能な社会についてもう一回バランスを取り直すということを考えるきっかけになるのではないかと思います。

私は、 経済活動がかなり大打撃を受けても、人類は途絶えることなく続いていくということを見ると思います。 平常時(というか今までは)わずか1パーセント、2パーセントあるいは5パーセントの経済成長率の下落でさえ、エコノミストは大騒ぎをしていたわけです。しかし、 今回のコロナウイルスにより10%、 20%、 あるいは30%以上の経済の下落があるかと思います。

しかし、それでもなお人間は生きていきますし、存続していきますし、またそのような中でも幸せに生きるということを見出すと信じています。コロナウイルスは地球からのメッセージであり、それは人類への優しさであるのかもしれません。 コロナウイルスに関してはいろいろな見方はあると思いますが、その一つの見方として 、このような考え方もあるのではないかというご提示をしてみた次第です。

村井健児

株式会社ファー・イースト・ネットワーク 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現三菱UFJ)にて法人融資、株式会社宣伝会議にて環境雑誌に関わる業務を経て、2002年からプラスチックリサイクル業界で経験を積む。
2006年株式会社ファー・イースト・ネットワーク創業。プラスチックフクラップ売買、再生樹脂ペレット売買、リサイクル用機械・プラントの輸入販売を行う。

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