市場で使用された廃プラスチック(PCR材)の洗浄は、リサイクル(マテリアル・サーマル・ケミカル)には必要な工程となっています。食品残渣や油などの汚れがあるとリサイクル材の品質に問題が生じます。容器のリサイクル工場向けに汚れた袋や容器を高速、かつ大容量で洗浄・脱水する専用機械が必要になります。
このページでは、ドイツWIPA社の大容量・高速洗浄ラインの特徴が全てわかるように書かれています。個別の機械については、ページ下部に各機械の紹介があり、さらに詳しいページへのリンクがあります。
使用済みプラスチック(廃プラ)の汚れ除去・脱水・乾燥を一貫処理。
欧州シェア35%が証明する圧倒的な廃プラ洗浄効率。
WIPAの廃プラ洗浄ラインの特徴

容器リサイクル法・家電リサイクル法の拡充により、今や廃プラ洗浄はリサイクルビジネスの最重要工程です。
30年の実績を誇るWIPA社の廃プラ洗浄ラインは、省スペース・省水・高処理能力を同時に実現します。
廃プラ洗浄の課題 こんな廃プラ洗浄のお悩みはありませんか?
使用済み廃プラスチックのリサイクルには、洗浄工程が不可欠です。
しかし、廃プラ洗浄には様々な課題が伴います。
廃プラ洗浄の水使用量が多すぎる
廃プラを洗浄するたびに大量の水を使い、排水処理コストが膨大になってしまう。
廃プラ洗浄ラインに広大なスペースが必要
廃プラ洗浄機械が多数並び、設備投資・建設コストが莫大になる。鉄骨構造物の建設まで必要になる場合も。
廃プラ洗浄機のメンテナンスが困難
廃プラ洗浄機の消耗部品交換やメンテナンスに時間・コストがかかり、稼働率が下がる。
廃プラの汚れが落ちきらない
廃プラに付着した泥・油・食品残渣などが完全に除去できず、再生樹脂の品質が低下する。
海外製廃プラ洗浄機のサポートが不安
廃プラ洗浄ラインの故障時に海外メーカーに問い合わせるしかなく、ダウンタイムが長くなる。
廃プラ洗浄の処理量が足りない
廃プラの回収量が増えているのに、洗浄ラインの処理能力が追いつかない。
廃プラ洗浄ラインとは 廃プラ洗浄ラインの工程と仕組み
廃プラ洗浄ラインとは、使用済みプラスチック(廃プラ)を再生ペレットとして利用可能な状態にするため、
破砕・洗浄・脱水・乾燥・減容の各工程を一貫して処理するシステムです。

- 破砕機:使用済みプラスチックを30mm以下に破砕します
- 磁力選別機:金属などの混入は機器にダメージが加わるので、取り除きます
- サイロ:破砕されたプラスチックを次の工程に定量で送り出します
- 予備洗浄機:付着した汚れを予備洗浄します
- 高速摩擦洗浄機:高速に回転するスクリューが摩擦で洗浄します
- 湿式比重選別機:比重の重い材料を沈め、浮いた樹脂をリサイクルします
- 脱水機:洗浄水を分離して水分率7-10%程度に落とします
- 定量供給機:次工程の減容機に定量で材料を供給します
- 減容機:高速で回転するブレードが樹脂を半溶融させて減容・乾燥させます
- 粉砕機:減容された樹脂を細かく粉砕します
- 粉体分離器(ジグザグ):粉砕加工時に生じた粉体を分離します
- フレコンステーション:材料をフレコンで梱包します
クリックするとそれぞれの機器にジャンプします。
この後工程の押出機の種類や、素材別の押出機の選び方などを見たい方はこちらのページへどうぞ。
WIPAの廃プラ洗浄ラインが
他社と違う8つの理由
ドイツWIPA社は30年かけて欧州廃プラ洗浄市場シェア35%を獲得しました。
その背景には、廃プラ洗浄性能・省コスト・メンテナンス性において他社を圧倒する技術があります。

WIPA廃プラ洗浄ラインの主要機器 廃プラ洗浄機器ラインアップ
廃プラ洗浄から脱水・乾燥まで、一貫したWIPA社製廃プラ洗浄機器ラインアップをご紹介します。
廃プラの種類や処理量に応じて最適な廃プラ洗浄システムを構築できます。
乾式洗浄機(兼脱水機)タイプMD 廃プラ乾式洗浄
減容機(造粒機) かさばる廃プラを造粒して大幅減容
WiPa造粒機(プラスチック減容機PC)は、低かさ密度の樹脂を高速回転ディスクの摩擦熱で半溶融・圧縮し高密度の造粒物へ加工する装置です。熱劣化が少なく短時間処理が可能で、フィルム・不織布・発泡材など幅広い材料に対応し、乾燥・結晶化にも利用できます。
摩擦洗浄タイプFW WiPAフリクションウォッシャー(摩擦洗浄機)
廃プラ洗浄の適用例 あらゆる廃プラ洗浄に対応
WIPAの廃プラ洗浄ラインは様々な種類の使用済みプラスチックの洗浄に対応しています。
容器リサイクル工場
家庭から回収された廃プラ容器の洗浄ライン
農ポリ廃プラ洗浄
農業用ポリシートなど農業系廃プラの土・泥洗浄
フレコン廃プラ洗浄
フレキシブルコンテナバッグの廃プラ洗浄
硬質廃プラ洗浄
工業用硬質プラスチック部品の廃プラ洗浄
WEEE廃プラ洗浄
廃家電(WEEE)から回収した廃プラスチックの洗浄
廃プラ洗浄ライン 他社との比較
廃プラ洗浄ラインの選定で重要なポイントを他社と比較しました。
| 比較項目 | WIPA廃プラ洗浄ライン | 一般的な廃プラ洗浄ライン |
|---|---|---|
| 廃プラ洗浄効率 | ◎ 業界最高水準 | ○ 標準的 |
| 廃プラ洗浄ライン機械台数 | ◎ 他社比2/3 | △ 台数が多い |
| 廃プラ洗浄の水使用量 | ◎ 他社比2/3に削減 | △ 多い |
| 廃プラ洗浄前の乾式事前洗浄 | ◎ 最大80%汚れ除去 | ✗ 非対応が多い |
| 廃プラ洗浄ライン設置スペース | ◎ 省スペース | △ 広大なスペース要 |
| 廃プラ洗浄機のメンテナンス性 | ◎ 創業からの設計思想 | ○ 標準的 |
| 廃プラ洗浄の処理能力 | ◎ 最大5t/h(大型10t/h) | ○ 機種による |
| 廃プラ洗浄前の事前テスト | ◎ 30,000㎡テストセンター | △ 対応困難が多い |
| 廃プラ洗浄機の日本語サポート | ◎ 国内完全対応 | △ 海外対応のみが多い |
廃プラ洗浄に関するよくある質問 Q&A
Q. 廃プラ洗浄ラインとはどのような設備ですか?
廃プラ洗浄ラインとは、使用済みプラスチック(廃プラ)に付着した汚れ・泥・油・食品残渣などを除去するための専門機械システムです。廃プラの破砕・乾式洗浄・湿式洗浄・比重選別・脱水・乾燥の工程を経て、再生ペレット製造に適した廃プラ素材を得ることができます。廃プラのリサイクルにおいて最も重要な前処理工程です。
Q. 廃プラ洗浄に乾式洗浄機が有効な理由は何ですか?
廃プラ洗浄における乾式洗浄機の効果は抜群で、廃プラの汚れを最大80%(材料による)事前除去できます。乾式洗浄を廃プラ洗浄の前工程に組み込むことで、後工程の湿式廃プラ洗浄負荷と排水処理負荷を大きく低減できます。WIPA社の乾式廃プラ洗浄機は業界トップの性能を誇り、廃プラ洗浄の水使用量削減に大きく貢献します。
Q. どのような廃プラスチックの洗浄に対応していますか?
廃プラ容器(容器リサイクル工場)、農業用廃プラポリ、廃プラフレコン、硬質廃プラスチック、廃家電(WEEE)から回収した廃プラなど、幅広い廃プラスチックの洗浄に対応しています。廃プラの種類や汚れの状態に合わせて最適な廃プラ洗浄ラインを提案します。
Q. 廃プラ洗浄ラインの導入前にテストはできますか?
はい。WIPA社のドイツ本社には30,000㎡の廃プラ洗浄テストセンターがあり、専属担当者4名が常駐しています。実際の廃プラ材料を持ち込んでの廃プラ洗浄テストが可能です(有償)。また、廃プラ洗浄ライン導入に向けた担当者トレーニングも実施できます。
Q. 廃プラ洗浄機の日本語サポート・メンテナンス対応はありますか?
はい。株式会社ファー・イースト・ネットワークが廃プラ洗浄機の日本語サポートを完全に担当します。廃プラ洗浄機の故障・修理は国内対応可能です。日本語マニュアルのご提供、設置時の廃プラ洗浄機運転指導も行います。また、WIPA社のスペアパーツは大量に在庫されており、廃プラ洗浄機の部品をすぐに発送できる体制が整っています。
Q. 廃プラ洗浄ラインの排水処理はどうすればよいですか?
廃プラ洗浄は排水処理との闘いでもあります。当社では廃プラ洗浄ラインと合わせて、洗浄廃水を処理・循環利用するための排水処理設備もご提供しています。廃プラ洗浄で発生する汚水を循環水として再利用することで、廃プラ洗浄の水使用量とコストを最小化できます。詳しくは排水処理設備のページをご覧ください。
廃プラ洗浄ラインの導入を
ご検討の方はお気軽にご相談ください
廃プラの種類・処理量・設置スペースに合わせた最適な廃プラ洗浄ラインをご提案します。
廃プラ洗浄の事前テストやお見積りも対応しております。





