再生樹脂の用途をお知らせいただければ、早くご提案ができます
弊社にはよく、「再生プラスチックのペレットありませんか?」というお問い合わせがきます。
しかしながら、「ペレットある?」としか言わない方も意外と多いのです。
その時に、弊社としてはご提案に大変困ります。
レストランで言えば、「腹減ったからなんかちょうだい」と言っているのと似ています。
よかれと思って、時間をかけて準備して、お料理してハンバーグを出してみたら、「なんだよ~欲しいのはカレーだったんだよな~」と言われる可能性が高いのです。
「私は○○が食べたいです」とレストランでは普通伝えますよね?
それと同じで、再生樹脂を探すときも、用途をお教えいただければだいたいの予想はつきます。
樹脂の用途がわかれば樹脂の種類がわかります
プラスチック製品にはそれぞれ用途があります。
その用途によって適した樹脂というのはだいたい決まってきます。
物流のパレットに使いたい → ああ、PPだろうなあ
ゴミ袋に使いたい → ああ、LDPEだろうなあ
と、だいたいの予想はつくものです。
これから、再生樹脂を使って何を作るか、是非お伝えください。
樹脂の用途がわかれば、必要な数量も推定できます
次に、以外と数量に関してもあまり伝えてこない方も以外と多いです。
よく海外の引き合いにあるのは「1000トン使うから!」「500トン欲しい!」という引き合いがよくありますが、そういう引き合いが実現したことはありません。
きちんとした引き合いは、用途や数量の調達方針をきちんともっているものです。
仮に、数量がわからなくても用途がわかれば、その用途(製品)の特性からどのくらい必要かおおよその推定はできます。
樹脂の用途をお知らせいただければ、ストライクを投げることができます
冒頭のレストランで「腹減った!なんか食いたい!」という事例を出しましたが、プロフェッショナルとして仕事をしている側としましては、せめて「和風」か「洋食」か、だいたいの範囲を示して欲しいものです。
別の事例として、野球であればストライクゾーンがわからないのにピッチャーに「投げろ」といっても無理なのです。
樹脂の用途は、フィルムか射出成型か、どちらでもいいのでわかれば助かります
樹脂の種類だけを指定する方もいますが、これも以外と困ります。
同じ樹脂でも、その用途はフィルム、シート、射出成型といろいろあるのです。
用途までわからなくても、「樹脂の種類」に加えて「フィルムかシートか射出成型か」をご教示いただくだけで、弊社に提案玉があるのかないのか、すぐに回答できます。