バンパー リサイクル事業の5つのポイント

最近は、車のリサイクルにおいても使用済み部品をリサイクルすることが求められています。

バンパーはあるけど、マテリアルリサイクルをするためにどうすれば良いのかわからない、という方のために事業開始のポイントをまとめてみました。

1.バンパーのリサイクルには前処理が重要

バンパーには材料リサイクルのためには邪魔になる「異物」がついています。

金属ネジ:バンパーの固定のために金属ネジなどが使用されており、バンパーについています
ウレタン:バンパーの裏側にウレタンがあります
パテ:バンパーの補修材で使用されるパテですが、これも材料リサイクルにとっては異物です
塗料:バンパーの表面は塗装されていますが、これは立派な異物です

参考記事:押出機の金属探知機についての記事

2.バンパーの異物の除去

これらの「異物」をいかに取り除くかがバンパーリサイクルでは重要になります。
解体時に金属ネジやウレタンを取り外します。場合によってはパテは切り取ります。
塗料は一番やっかいな「異物」です。
取り除く場合と、取り除かない場合があります。取り除かなくても、流通はさせることは可能です。

参考記事:プラスチックリサイクルビジネスの始め方 【完全異業種からの参入】

3.バンパー リサイクルのための粉砕

バンパーはかなり大きな成型物です。これを粉砕するには、大型の粉砕機が必要になります。
モーター容量で言えば、50馬力程度は必要になるかと思います。

事業としてお考えの場合は50馬力の粉砕機をご用意することをお勧めします。
粉砕をしなくても、バンパーだけでも買取をしてくれますが、価格はだいぶ下がります。粉砕で付加価値をつけて販売できればベストです。

参考記事:バンパーの破砕・粉砕の提案4種類が記載された記事

4.バンパー の粉砕品の品質管理

粉砕機を導入して粉砕品を販売するようになっても、今度は粉砕品の品質管理が必要になります。
もちろん、ネジ、ウレタンなどの異物除去は大前提です。

次の段階の品質管理として、

1)粉砕品の切り口

粉砕機の刃の手入れや回転刃と固定刃のクリアランスの設定を適切にすることで、鋭く切れている粉砕品が出来上がります。

逆に、刃の研磨などを怠っている場合は、刃が綺麗に切れていないので、ひきちぎったような粉砕品が出来上がります。
品質としては、もちろん切れが良い粉砕品の評価がユーザー評価として高くなります。
理由としては、材料の搬送効率の良さやブレンドのしやすさ、かさ比重が重くなることでペレットの生産効率も上がります。

2)バンパー 粉砕粉の除去

バンパー粉砕をすると粉が発生します。この粉は、プラスチック製品を成型するときに悪影響が出ます。
したがって、この粉を除去してあるか、除去してないかでバンパーのリサイクル材料の価値が変わってきます。
粉の除去には、風力選別、振動ふるいなどがあります。

3)塗料の除去

バンパーのリサイクルで一番のテーマは塗料の除去かもしれません。この塗料は、最も量産が可能な方法としては、摩擦による除去になります。
お米を精米するのと同じ原理で、摩擦によりバンパーの表面に付着している塗料を剥離させます。

塗料をとった粉砕品の付加価値は、当然ながら上がります。

5.粉砕品はいくらで販売できるのか

 異物を除去したバンパーの成形品

 破砕されたバンパー20-30円

 ↓粉砕して+10円

 塗装付きバンパー粉砕品

 ↓塗料を除去して+10円

 塗装なしバンパー粉砕品

 ↓ペレット加工+20円

 塗装なしバンパーグレードPP再生ペレット

 具体的にバンパー粉砕品の価格をお知りになりたい方は、弊社にお問い合わせください。

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