美しい地球を子供たちに

スクラップ、再生樹脂ペレット、リサイクル機械についての課題を解決するプロフェッショナルです

2024環境展・地球温暖化防止展 5/22~24 東京ビッグサイトに出展します

IKEA 森林資源の保全のための企業活動

IKEA 森林保護

こんにちは。
先日、港北インター横のIKEAに立ち寄ったときに駐車場に張り出してあった森林保護に関するIKEAの活動についてのパネルを見ました。
それによると、IKEAは森林資源保護のために、自社で使用する木材の50%をFSC認証材にすることにしているようです。

FSC認証材??呼称はもちろん知っているのですが、
あまりきちんと見たことがなかったので、一応FSCのサイトを覗いてみました。
ザザザッとみたところでは、FSC認証材は認知が広まっているようですね。確かに、国ごとに森林保護の基準や法律が異なっていても、FSC基準に従っていれば、森林資源の保護や先住民の生活保護に繋がるということのようです。
一般消費書が、FSC認証材を使用した材料を使用する意志を示すことが、さらにFSCの認知を高め、その市場原理により更にFSC認証する森林管理者が増えるということのようです。

ついでにIKEAの森林保護についても、一応IKEAサイトをのぞいてみると、さすがに北欧の企業らしく、骨のある活動がありますね。中国の森林管理者への教育を支援したり、マレーシアの熱帯雨林の復元を支援したり。

IKEAくらいのビッグユーザーがFSC認証材を購入することになれば、サプライヤー(森林管理者含む)側はFSC導入せざるを得ない側面がでてきますね。
しかしながら、FSC認証材は買いたいときにすぐに調達できるのか??という疑問もわいてきます。
どうやら、「FSC認証材の調達は困難である」と感じる企業も多いようです。ということは、供給量が限られるということ。IKEAが50%使用を目標にしているのはそういうわけなのですね。簡単に調達できるなら最初から100%目標にすれば良いわけですから。

それにしても、IKEAのような会社が環境保護に向けて対策を行動に移しているのは良いことだと思う次第です。

村井健児

株式会社ファー・イースト・ネットワーク 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現三菱UFJ)にて法人融資、株式会社宣伝会議にて環境雑誌に関わる業務を経て、2002年からプラスチックリサイクル業界で経験を積む。
2006年株式会社ファー・イースト・ネットワーク創業。プラスチックフクラップ売買、再生樹脂ペレット売買、リサイクル用機械・プラントの輸入販売を行う。

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