ユニクロ 企業の環境活動についての雑感

ユニクロ 衣料品リサイクル

いつもお世話になっているユニクロに寄りました。
すると、衣料品のリサイクルについての掲示と回収BOXがありました。昔からフリースのリサイクルはしていましたね。ユニクロの環境活動についての雑感です。
よくわからないので、まずはユニクロさんのサイトを覗いてみました。
やはりいろいろありますね!

勝手な雑感を書きます。

  1. 全商品リサイクル活動
    店舗にカゴを置いて回収していました。カゴには衣料も入っていました。
    プラスチックのリサイクル業者としては、このプラスチックのボックスもリサイクル材で製造したものにして欲しいものです。

    18種類に分別とありますが、日本でやるのか、海外であるのか興味あることろです。
    参考記事
    社会問題を解決するブランド ヘラルボニー SDGsな生活
    エコアルフ リサイクル素材使用、スペイン発ファッションブランド
    ん??どういうわけか、ダウンジャケットは付加価値がつくみたいですね。↓1000円割引って、かなりです。

    サイトに理由がありました。ダウンジャケットの羽毛をリサイクルするようです。今年回収したジャケットの羽毛を2020年の製品に利用するようです。
    ということは、ダウンジャケットの羽毛のコストは1000円以上!ということがわかりますね!
  2. 固形燃料へのリサイクル
    これは、全商品リサイクルと言うためには必要な対策ですね。全商品を回収しても、全商品リユースできるわけではないわけでして。
    これが固形燃料(RPF)にすることで解決しているわけですね。
    ただし、最近のRPF市場は決して良い環境ではなく、主なユーザーの製紙会社がRPFの購入を減らしているため、RPFの原料の受け入れも以前に比べて活発ではありません。
    当然、費用もかけているわけで、ユニクロさんが消費者の着れない衣料品の処分費を払うということになりますね。太っ腹ですよ!
  3. ユニクロ店舗での難民雇用
    確か、難民は一日4時間しか働けないのでは?(要確認です)
    難民とはいえ、日本に住んでいればそこそこの生活費はかかるはず。それで4時間の労働時間で十分な収入を得られるのだろうか?
  4. 衣料支援
    ユニクロの衣料リサイクルは、店頭に回収ボックスを置くということくらいなのかな、と感じます。
    流通などは、すでに他の衣料リサイクル業者などに丸投げでできることが多いと思います。元々、衣料品の回収サービスはスーパーやデパートの客寄せのイベントとして利用されていましたから、回収BOXの設置は、来店客増加に結びつくことでもあります。
    おそらく、ユニクロくらいになれば、各店舗にたまった服を回収にくる業者がいるはずで、丸投げの可能性がありますね。
    店舗のスタッフが、18種類の分別をしてるとしたら、素晴らしい活動だと思います!
    どちらか知りませんが!雑感なのでお許しを

で、私はウルトラライトダウンを購入して、薄手のコートでも暖かく過ごせることになりました。
ユニクロさん、ありがとうございます。

村井健児

株式会社ファー・イースト・ネットワーク 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現三菱UFJ)にて法人融資、株式会社宣伝会議にて環境雑誌に関わる業務を経て、2002年からプラスチックリサイクル業界で経験を積む。
2006年株式会社ファー・イースト・ネットワーク創業。プラスチックスクラップ売買、再生樹脂ペレット売買、リサイクル用機械・プラントの輸入販売を行う。

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