ボラカイ島の環境汚染対策 フィリピン

ボラカイ島

フィリピンのボラカイ島の環境汚染のために、半年間観光客の受け入れを停止していたと聞いたのは最近でした。

アメリカの旅行雑誌で世界一位の観光地として選出されてから、2012年の47万人からなんと、2017年には200万人に急増したそうです。

これに伴い、違法建築のホテルの排水処理などで環境破壊が進み、美しい観光資源が大きく毀損したとのことです。

それにしても、環境改善投資を行う間の半年間観光客をシャットアウトするとは!

さすが、麻薬に携わった人間を射殺してきたドゥルテ大統領でなければできないことかもしれません。

受け入れ再開後は、ホテルは排水設備は整備され、ビーチでは飲食や喫煙も禁止だそうです。

美しい地球を守るには、かなり刺激的な方法で経済的な合理性を二の次にしないといけないなと、今回のボラカイ島の環境破壊のニュースで考えました。

村井健児

株式会社ファー・イースト・ネットワーク 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現三菱UFJ)にて法人融資、株式会社宣伝会議にて環境雑誌に関わる業務を経て、2002年からプラスチックリサイクル業界で経験を積む。
2006年株式会社ファー・イースト・ネットワーク創業。プラスチックスクラップ売買、再生樹脂ペレット売買、リサイクル用機械・プラントの輸入販売を行う。

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