古紙リサイクルの低迷

少し前から業界では話題になっていましたが、プラスチックではなく古紙のニュースです。

プラスチックは2017年から中国の輸入規制を受けて国内では大量にプラスチックが滞留するという問題が発生しました。

日本のリサイクルを中国の安い人件費が長い間支えてきたわけですが、同時にその弊害も目立つようになっていました。

一つは、品質の悪いゴミとも言えるような材料を輸出して、中国に環境負荷を転嫁していたこと。

二つ目は、中国自身が経済発展したことにより、労働集約的なビジネスが成り立たなくなってきたこと。

欧米も含めた世界各国は、中国一辺倒だったリサイクルシステムを根本的に考え直さなくてはならなくなりました。

実は!

これと同じことが古紙業界でも起こっています。

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プラスチックが禁輸になった翌年の2018年から古紙も徐々に規制が厳しくなったようです。

そして現在、日本国内の古紙がかなりだぶつくようになり、古紙業者も採算が合わずに引き取りを停止するという事態もチラホラ出始めているようです。

紙はプラスチックと違い、地下資源を汲み上げて製造したものではありません。紙を有効に利用すれば、二酸化炭素の総量は理論上は変わりません。

その紙の循環システムが停止するというのは、なんとも勿体ないです。国別でなく、地球規模でみればどこでリサイクルしようと関係ないはずなのですが、ゴミを他国に押し付ける輩のモラルというか、人間性に本当の問題があります。

本当に有効に利用できる資源(古紙、廃プラ、鉄)を相手国に送っていれば、このようなことにはならないはずです。

モラルの低い輩のために、地球規模で働いていたリサイクルシステムを維持できなくなってしまった。

という解釈が正しいだろうと思います。

ゴミを輸出する輩がどこの国でも後を絶たないのは悲しいことです。

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