小泉進次郎環境相が、ベトナム向けの石炭火力発電のプロジェクトに疑問を呈する発言をしたとして波紋を呼んでいるようです。
これは経済産業省などが主導するプロジェクトでしょうから、身内のはずの内閣の環境大臣横から突然異議を唱え始めたわけです。
これは、、、なかなか難しい問題に踏み込んだなという印象です。
父親の小泉元首相が自民党の中に郵政族がいるにもかかわらず郵政省解体に踏み込んでいった構図と似ています。(やはり親子なのでしょうか)
なぜ、小泉環境相は突然異議を唱え始めたのか。
昨年12月にCOP25で日本は二度目の「化石賞」を受賞しました。脱石炭を示さない日本の姿勢が理由と言われています。小泉環境相はこの化石賞に対応しようとしたのでしょうか。
政府や自民党与党では波紋が広がる中、野党はこの発言を評価しているようです。
私からすると、どちらでもいいのですが、地球に二酸化炭素がより排出されない方向に進んでもらいたいものです。
2021年9月追記:この記事を書いた20年1月からその後、脱炭素の流れはさらに強くなりました。金融機関や機関投資家が炭素関連の会社の株式を購入しないという、金融面での締め付けが大きく影響していると思います。石炭火力に関連する事業では伊藤忠商事や三菱商事が撤退、三井物産は炭鉱事業撤退、住友商事はシェールオイル事業から撤退となっています。
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