ブックオフの環境対応(紙のリサイクル)についてネットで記事を見つけました。
販売に至らなかった古本の100パーセント国内循環を目指すリサイクルシステムの運用開始を発表した
皆さんご存じの通り、ブックオフのビジネスモデルは本のみならず、衣料、CD/DVD、日用品、家電などを買取して、それを必要な方に販売するというビジネスです。
よく、環境対応で必要なのは、リデュース、リユース、リサイクルと言われます。減らすことが第一で、その後は再利用。最後の手段としてリサイクルがあるという考え方です。
ブックオフのビジネスはこのリユースを大規模なオペレーションでしているということになります。
ブックオフはよくやってくれていると思います。
と言いますのは、顧客が持ち込んだ本をほとんど返すことなく引き受けています。当然、その中には再販できない本もあると思います。
しかし、それはブックオフが企業努力で「リサイクル」してくれていたのです。
今般、中国が古紙の輸入を禁止しました。
ブックオフはそのリサイクルのルートを国内で行おうと頑張ってくれたわけです。
このことについては、何もケチをつけようというわけではないのですが、誤解を与えやすいのでは?
と、思えた点だけお話したいかなと。
よくプラスチックリサイクルのプレス発表でもあるあると近似している例なので。
気になるのは、約8,000トン/年の古紙を国内でリサイクルするというのはいいとしまして、というか、そのルート付けだけでも大変だったと思いますが、、、
それをブックオフでまた使うという部分が気になります。なんとなく読んだ方は全量をブックオフが使用するような印象の記事になっていますが、このペーパーレスの時代にそんな量をブックオフが使えるわけはないはずです。恐らく、ほんの数パーセントを使用する程度ではないかと思われます。
プラスチックでもよくある相談なのですが、自社で発生するスクラップを使用して自社で使用する消耗品を作りたい、という要望です。
よくある要望なんですが、ほとんどのケースはほんのわずかな量を使う程度にしかなりません。
ブックオフの事業は事業そのものがリユースを推し進める事業で素晴らしいので、その辺はそこまで見栄(失礼かな?笑)を張らずに、本業に邁進していただきたいものです。
私ごときに言われたくないでしょうが、一応零細企業の社長の戯言としてご理解いただきたく。
ブックオフさん、頑張ってください!
応援してます!ほんとです。
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