あまり聞きたくないニュースですが、これが今地球で起こっていることなのでしょう。
メコン川の水位が歴史的な低水位になっているようです。
6各国を流れるメコン川の流域6000万人の人々の生活が激変する可能性もあるようです。特に沿岸の漁師は魚がとれず、廃業が相次いでいるようです。
加えて、これらの魚からタンパクを摂取していた流域(特にカンボジア)で食糧不足も懸念されているということです。
主な原因は、異常気象による干ばつに加えて、上流の中国がダム(11基)で水量をコントロールしていることにあると言われています。
また、経済優先の河川利用は今や中国のみならず、ラオスなどもメコン川の支流で60以上のダムを運用しているようです。
どの国もダムで電力を得ようとしているわけです。ダムから電力を搾り取るのか、自然の恩恵を受けるのか、優先順位を決めなければならない時期がきてしまったようです。
経済を優先するのか、自然の営みを守るのか、世界各地でその選択を迫るような危機的状況が現れています。
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