容リフィルム リサイクルペレット製造 設備選定
フィルムグレードを目指すリサイクルペレット製造。
容リ事業者がPolystar×FIMIC二段式ラインを選ぶ
5つの理由
洗浄工程に投資しても、押出機の構成が変わらなければペレット品質は上がりません。
二段式が選ばれる理由を、設備構成と実績数値で解説します。
Polystar 二段式押出機
FIMIC レーザーフィルター
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目標品質の定義
「フィルムグレードに近いペレット」とは何か
容リグラッシュからペレットを作る目的は、そのペレットを高付加価値用途に使えるようにすることです。4つの品質項目で現状と目標を整理します。
塩素濃度
現状 〜1,000ppm
↓
目標 500ppm以下
異物
夾雑物が残留
↓
50〜150メッシュ以下
発泡・気泡
ペレット内に気泡
↓
発泡なし・密度安定
臭い
加熱時に臭気残る
↓
脱ガス処理で大幅低減
これら全ての項目を同時に改善するには、一段式押出機では構造的に限界があります。以下に、二段式システムが選ばれる5つの理由を解説します。
選ばれる5つの理由
Polystar×FIMIC二段式ラインが選ばれる理由
設備構成・処理工程・実績の観点から、二段式が品質改善に有効な理由を5つ挙げます。
1
REASON
脱ガスゾーンを独立して設けられる——臭いと塩素を確実に除去
一段式では溶融・脱ガス・フィルタリングを1本のスクリューで完結させるため、脱ガスに割ける時間と空間が限られます。二段式では一段目押出機の出口に大気開放ゾーンを設け、溶融樹脂から発生するガス・水分・臭気成分を十分に排出してから次工程に送ります。この「時間の余裕」が塩素濃度500ppm以下という目標達成を可能にします。
✓ 塩素濃度 500ppm以下・臭い大幅低減
2
REASON
FIMICレーザーフィルターを最適圧力で稼働——異物を徹底除去
一段式でフィルターを使う場合、スクリュー圧力が高すぎたり不安定だったりしてフィルターへの負荷が大きくなります。二段式では一段目で安定した溶融状態を作ってからフィルターに送れるため、FIMICの細かいメッシュ(50〜150メッシュ)を無理なく連続稼働できます。ロス率は約5%——異物分だけを排出し、樹脂ロスを最小化します。
✓ 異物ゼロへ・ロス率 約5%
3
REASON
二段目で発泡を防ぎ、密度を安定化
一段式では、フィルタリング後に残った水分・ガスを含む溶融樹脂が急激な圧力変化にさらされ、発泡が起きやすくなります。二段式では一段目での脱ガスとフィルタリングを経た後、二段目押出機で安定した圧力・温度管理のもとペレット化します。これによりペレット内の気泡が大幅に減少し、密度の均質なペレットが得られます。
✓ 発泡なし・均質なペレット密度
4
REASON
原料品質のバラつきに強い——品質不明の原料も処理できる
容リグラッシュは洗浄工程の良し悪しによって品質が大きく変わります。特に新設工場からの原料は実際に動かしてみるまで品質が読めません。FIMICの新型ピストン方式(ERA)はこうした異物率が高い・バラつきが大きい原料への対応力を強化した機種です。フィルターの目詰まりが起きにくく、原料品質が不安定な立ち上げ期にも安定して稼働できます。
✓ 不安定原料・立ち上げ期にも対応
5
REASON
国内稼働工場で実機確認・サンプル評価ができる
FENは岐阜県内にPolystar二段式ラインの稼働工場の見学手配が可能です。実際に製造されたペレットのサンプルを入手し、自社の用途で品質評価してから導入判断ができます。「カタログスペックではなく実物で確かめたい」というご要望にお応えします。
✓ 導入前に実物・実績で確認できる
システム構成
提案するライン構成と各機械の役割
5つの工程が連携することで、容リグラッシュを高品質ペレットへ変えます。
①カッターコンパクター
→
②一段目押出機
溶融+脱ガス
溶融+脱ガス
→
③FIMICフィルター
50〜150メッシュ
50〜150メッシュ
→
④二段目押出機
均質化
均質化
→
⑤ホットカット
品質改善の核心「大気開放ゾーン」
一段目押出機の出口に設けた大気開放ゾーンで、溶融樹脂から発生する塩素・臭気・水分を外部に逃がします。この工程が、塩素濃度500ppm以下・臭い低減を同時に達成するための最重要ポイントです。二段式だからこそ、この空間を十分に確保できます。
Polystar(台湾)
二段式押出機ライン
カッターコンパクター一体型 / 大気開放脱ガス付き
- カッターコンパクターでフィルムを予備圧縮し、安定供給を実現
- 処理能力:約770kg/h(150mmスクリュー)
- 大気開放ゾーンでガス・水分を確実に排出
- 国内稼働工場あり(岐阜)——見学手配可
FIMIC(イタリア)
レーザーフィルター
連続稼働型 / 50〜150メッシュ対応
- レーザー切削の高精度フィルターで微細異物を確実除去
- フィルター交換不要の連続稼働——生産を止めない
- ロス率:約5%(異物分のみ排出)
- 新型ERA(ピストン方式)は不安定な原料にも対応
数値で見る
二段式システムが目指す改善指標
⚠ 現状(容リグラッシュの典型値)〜1,000ppm
塩素濃度(一般的な再生品レベル)
✓ 目標(Polystar×FIMIC二段式)500ppm以下
達成目標値(フィルムグレードへの第一歩)
770kg/h処理能力(150mmスクリュー)
150meshFIMICフィルター最細メッシュ
約5%フィルタリングロス率
よくある疑問
導入前によく聞かれる質問
Q塩素500ppm以下を確実に達成できますか?
押出機の脱ガス構成やフィルター仕様によって変わりますが、現状1,000ppm前後の容リグラッシュから500ppm以下を目指す構成をご提案できます。原料サンプルをもとに詳細な検討が可能です。
Q新設工場からの原料で品質が読めない場合でも対応できますか?
FIMICのERA(ピストン方式)は、異物率が高かったりバラつきが大きい原料への対応力を強化した機種です。立ち上げ期の不安定な原料品質にも対応できます。
Q導入前にペレットの品質を確認できますか?
岐阜県内の稼働工場への見学手配が可能です。実際に製造されたペレットのサンプルを入手し、自社で品質評価してからご判断いただけます。
Q補助金申請に間に合う見積もりは出せますか?
補助金申請のスケジュールに合わせた見積書・仕様書の作成に対応しています。申請時期が確定しだいお早めにご相談ください。
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原料の品質・処理量・目標スペックをお知らせいただくだけで、
最適なライン構成をご提案します。工場見学・サンプルペレットのご手配も承ります。

