※プライムバージン価格は、中国の主要なバージンポリマーサイトの人民元建て価格です。
為替レートは1米ドル=中国元で6.7515です。
ニューヨーク原油価格は、景気の先行きの不透明感や景気後退のリスクを背景に、週次で連続して反転し、94.70ドルで取引を終えました。
中国政府は引き続きゼロコロナ政策を継続しています。
プライム価格はトレーダーが年内の需要回復に自信を失い、ここ数週間さらに下落しました。
最近のコロナ感染者の出現に伴い、中国は14億人の人口のうち数人の感染者しかいないにもかかわらず、ウイルスの蔓延を抑えるためにあらゆる努力と資源を投入しています。
一般プラスチック、エンジニアリングプラスチックは、供給過剰、季節要因、ドル高、景気回復への懸念、世界的な樹脂価格の是正などを背景に買い控えが進み、価格は下落基調を強めています。
リサイクル材料は、原油価格やプライム樹脂の価格下落に伴い、価格が低下しています。
特にPC、POM、ABS、LDPEの再生ペレットは、この2週間で1トン当たり100ドルから500ドルの値下がりがありました。
ほとんどのリサイクル業者は、経済状況の悪化と価格低迷の結果、流動性の問題を抱えています。
中国の不動産市場とインフラはGDPの25％から30％を占め危機に瀕しているため、銀行規制当局は、開発者が未完成の居住者プロジェクトを完了することを銀行に指示しました。
この新しい措置により、関連業界の財務状況やサプライチェーンが改善されることが期待されます。
アジア地域の廃プラスチックリサイクル業者は、欧米やメキシコの国内価格が堅調であるため、世界的な樹脂価格の下落に対応できていません。
しかし、資金繰りや景気回復の不透明感から、売却を選択するサプライヤーもあります。
7月、8月の市場は概ね変化はなく、米国からアジアへの物流状況や輸送運賃はまだ改善されていません。極東向けのスクラップは減少しています。
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