押出機の自動化・省力化を実現する機器紹介

押出機によるペレット加工は、いかに少人数で安定した押出を実現するかということが、利益率に大きくかかわってきます。

昔は押出機への計量・投入作業やスクリーンの交換、ペレットの梱包などを人手によって行ってきましたが、最近は自動化が可能な設備もだいぶ出てきております。

連続投入

フィーダー:供給の自動化・省力化
人手によらず、連続的に材料を全自動で供給する方法は以下。
容積式フィーダー:スクリューの回転数で供給をコントロールするフィード方法
重量式フィーダー:重量を計量しながらフィードする方法
サイドフィーダー:シリンダーの横からスクリューで材料を連続的に無人で供給
リボンブレンダー:タンクの中でブレンドをしながら、下部のスクリューで供給

カッターコンパクター

特にフィルム系の生産効率を上げることに絶大な効果を発揮する方式。
回転刃で粉砕しながら、押出機に材料を連続供給する。

①粉砕②減容③供給④昇温⑤ストック

1台で5役を担う超効率化を実現できます。

フィルムスクラップを直接押出機に投入することが可能。

ニップローラー

ローラーでフィルムロールを連続的に引き取り、連続供給します。
ロールフィルムの前処理でギロチンカッターで紙管を取り除く処理を行う必要がありません。

粉砕機一体型押出機

なんと、ダンゴや不織布、フレコンなどを前処理不要で直接投入が可能です。

押出機と一体になった粉砕機にスクラップを投入し、粉砕機から押出機のスクリューにダイレクトに供給する方式を採用しているためです。

ペレタイジングの省力化

ストランドなどの人手が不要なペレタイズの方式は以下です。

ホットカット方式

ダイから出てきた瞬間に回転刃が樹脂をカットする方式です。

ストランド方式のように、いちいち手でストランドを引いたり、直したりする手間がなくなります。

水中カット方式

回転刃のカッティングを水中で行う方式です。
やわらかい樹脂などもきれいに、自動でカッティングができます。

網替え作業:スクリーンチェンジャーの自動化

通常の方式では人手による作業が必要な網替え作業を自動化・省力化する方法です

デュアルピストン

片方のスクリーンを取り換えても(これは人手)、連続生産可能です。

ストランド方式のスクリーンチェンジャーとして使用すれば、片方を交換している間もストランドが切れることがありません。

レーザーフィルター

フィルター上をブレードが回転し、異物を完全無人で全自動・連続的に除去するフィルター。
ポストコンシューマー材料を再生加工する工場などには今後必須になるでしょう。

梱包

自動計量・自動充填システム:ペレットのサイロタンクから自動で計量し、充填可能。
もう、作業者が時間を使って計量する必要はありません。


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