革新的なWiPa プッシュバーシステムは、効率的な方式で材料を搬送し、従来のシステムよりも少ないエネルギーで動作します。WiPaのデザインは、前後に動くプッシュバー(ブレード)を利用しています。
まずは動画をご覧ください。
前進動作中にはブレードが外側に開き、材料を排出方向に運びます。
後退動作中はブレードは内側に折り畳まれ、素材を逆戻りさせることなく後退します。
既存の従来のスライドとは異なり固定された形状のくさび形の搬送要素を組み込んだ設計で、大量の材料の搬送も問題なく行えます。
後退動作中には材料が後方に移動するため、前に送る搬送量を少なくする原因になります。しかし、WiPaシステム(後退中にはブレードが閉じる)により、後方に移動してしまう材料が大幅に少なくなり、既存の従来の設計と比較して最大78%のエネルギーが節約されます。
WiPa サイロはモジュラー設計であるため、6~360m³ までの容積に対応でき、設置後でもサイロを簡単に拡張できます。
WiPa サイロ タイプSの特徴
- 油圧ユニットの電気制御、排出スクリュー、セパレーターローラーはサイロに直接取り付けられています
- 標準バージョンでの出力は約10m³/h(100m³/hまでアップグレード可能)
- ブリッジが発生しません
- 拡張するときは高さで調整が可能で、事実上無制限のサイロ
- 従来の設計モデルと比較してエネルギーを約78%削減
- 風力選別機(オプション)を取り付けることで、硬質プラや金属、石などと軟質プラを分別することが可能です
モデル別仕様詳細
モデル | 容積 (㎥) |
幅 (m) |
長さ (m) |
高さ (m) |
S 7 | 7.1 | 1.4 | 3.6 | 1.4 |
S 10 | 10.6 | 1.4 | 3.6 | 2.1 |
S 16 | 15.9 | 2.1 | 3.6 | 2.1 |
S 20 | 21.2 | 2.1 | 3.6 | 2.8 |
S 30 | 28.2 | 2.8 | 3.6 | 2.8 |
S 50 | 51 | 2.8 | 6.5 | 2.8 |
S 75 | 73.7 | 2.8 | 9.4 | 2.8 |
S 100 | 96.4 | 2.8 | 12.3 | 2.8 |
S 120 | 120.5 | 3.5 | 12.3 | 2.8 |
S 150 | 147.4 | 2.8 | 9.4 | 5.6 |
S 200 | 192.8 | 2.8 | 12.3 | 5.6 |
生産能力と技術データは経験値であり、材料の種類によって異なる場合があります。