粉砕機を選ぶときに、粉砕機の機能ばかりに目がいっていませんか?
粉砕機を購入したあとに存在する粉砕機の最大のリスクにも注意を払いましょう。
大事な機械を末永く使用するために是非ご一読ください。
粉砕機の金属混入は最大のリスク
粉砕機にとって金属購入これはねもう大敵です。
金属といっても色々あります。ホッチキスのような小さなものや、細い釘などは可愛いほうです。
一方、結構ごっついボルトとかスパナだとか、ハンマー、バールなど、こういったものが入ったらもう粉砕機はイチコロです。
金属混入で粉砕機は一発アウト!
多くの粉砕機はですねモーターが高速で回転刃を回しています。
この回転刃に金属がガツンと入れば、その刃はボロボロになってしまいます。粉砕室の中も大きくダメージを受けてしまいます。
ということで、粉砕機は絶対に金属混入があってはならないのです。
粉砕加工をするときには、ベルトコンベアで投入する場合などは金属探知機を設置しておくくらいのリスク管理はしておきたいものです。
万が一、100万が一でも、1回でも金属混入があれば粉砕機死んじゃいますので。
破砕機と粉砕機の違い(金属混入について)
粉砕機と破砕機の違いということですが、金属混入に関しては実は破砕機は粉砕機よりもちょっとおおらかに出来ています。刃と刃の間、クリアランスが粉砕機よりも広く出来ています。
金属が混入しても、まだ逃げの部分があるので、破砕機のダメージは少なくて済むのです。
一方、粉砕機の場合は固定刃と回転刃のクリアランスが紙1枚くらいの隙間なわけです。
非常に精密な調整をしていますので、そこに金属が入ったら、逃げ場がなく、金属が刃にダイレクトに当たるのです。金属の刃と異物が思いっきり喧嘩をして両方ダメージを受けてしまいます。しかも、スクリーンがあるので、その中で何度も金属と回転刃が当たることになり、よりダメージを増幅させます。
↓クリックで解説動画 |
粉砕機には金属探知機必要です
破砕機の場合はちょっと逃げながら、かつスクリーンがないものが多いので、金属がすり抜けたらそのまま落ちてしまいます。
とにかく、粉砕機への金属の混入。
これはですね、絶対だめです。
金属探知機つけるか、絶対に入ってないというスクラップのみを粉砕するようにしましょう。
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