ニッサンエナジーシェア 企業の環境対応

ニッサンエナジーシェア

テレビのコマーシャルで見かけた日産の環境技術。リーフのことは当然知っていたのですが、家庭の電気需要を4日間にわたって賄えるということを聞いてビックリしました。

エネルギーや電気の専門ではないので、あくまで雑感です。

これは、ひょっとしたら将来の電気需要に大きな変化を起こすことになるのではないでしょうか。

ニッサンエナジーシェアのサイトはこちらなので、ちょっと覗いてみました。太陽光発電で蓄電した電気を家庭で使う。(昼ためて、夜使う)というだけでなく、深夜電力の安い電気を「夜ためて昼に使う」という手もあるようです。

昼の太陽光発電だけでなく、安い深夜電力の充電を利用すれば、おそらく、蓄電池が持つ限りは永続的に安く、環境負荷が低く電気を使用できることになるのでしょうか。

必ずしも電力会社から電気を買わなくてもよいインフラと技術が揃うと、家庭の電力供給に大きな変化が出るように思いますが、、、どうなのでしょうか。
※太陽光発電のパネルの環境負荷は私は詳しくないのでここでは考察を割愛しています

更に、災害時にも電力を供給することができるというのも、心強いですね。最近はオール電化のキッチンを導入しているご家庭も多いと思いますが、災害時に電力供給がストップした場合、何の調理もできなくなりますので、この車の蓄電池から供給が可能というのは、安心できます。ニッサンのこの提案は自社の技術(正確には電池は日産の技術ではないですね、、、)と家庭への電力供給を大幅に低環境負荷に することに大きな可能性を秘めていると思います。

他メーカーも追随して自動車業界に広まっていけば、大きな変化が出てきそうです。注目したいと思います。
2021年9月追記:まだあまりこのシステムが広まっているような話はききません。個人的にはGood Ideaだと思いますが、何か技術的に問題があるのでしょうか。
それとも単に技術はいいけれど、拡散力がなくて広まらないというだけなのでしょうか、、、
理由が知りたいところではあります。

村井健児

株式会社ファー・イースト・ネットワーク 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現三菱UFJ)にて法人融資、株式会社宣伝会議にて環境雑誌に関わる業務を経て、2002年からプラスチックリサイクル業界で経験を積む。
2006年株式会社ファー・イースト・ネットワーク創業。プラスチックスクラップ売買、再生樹脂ペレット売買、リサイクル用機械・プラントの輸入販売を行う。

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