コンビニのポテトチップスやスナック菓子コーナーで思う。
キットカットは、外装袋を紙に変更したが、ポテトチップスなどのスナック菓子は難しいだろうなあ、、、
キットカットは外装袋の中に個包装があるので、外装袋を紙にしても個包装のバリア性能が役割を発揮します。
しかし、ポテトチップスなどは個包装がないため、外装を紙にしてしまうと、バリア性が極度に落ちてしまいます。
おそらく賞味期限も大幅に短くなることでしょう。
すると、大量の食品ロスが発生、、、ということになることが目に見えています。
因みに、上記写真のように「プラ」とだけ表記されていて、PPとかPEの素材の表示がないパッケージは大抵複合フィルム(異樹脂を貼り合わせているフィルムパッケージ)です。複合フィルムはリサイクルが簡単ではありません。複合フィルムである理由は、パッケージにバリア性を持たせることが主な目的になります。
紙などでは代替えすることができない性能になります。
やはりプラスチックでないと果たせない役割はあると思われます。
海洋プラスチックのゴミ問題は、パッケージがプラであろうがなかろうが、それを散乱させない、消費者のモラルの問題だと思います。
2021年追記:この記事を書いてから、世の中のムードは脱炭素一色、という雰囲気になっています。しかし、ポテトチップスの袋は相変わらず、ですね。
お菓子メーカーの対応も、目立ったところではキットカットの外装紙くらいでしょうか。
やはり機能性を落とすのは難しいですね。
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