HOME» レーザーフィルター 連続式スクリーンチェンジャー »スクリーンチェンジャー 格安の消耗品コスト 連続式で無人化実現
レーザーフィルター 連続式スクリーンチェンジャー
スクリーンチェンジャー 格安の消耗品コスト 連続式で無人化実現
異物の多い樹脂のリサイクルでスクリーン交換するのは本当に骨が折れる作業ですよね。
どんなに(異物が多いため)スクラップが安くても、スクリーンフィルターの交換に人が張り付いていては、収益もなかなか上がりません。
逆に、異物が多いスクラップを完全無人化で除去できれば大きな収益が見込めるんだけどなあ、、、
そんなご希望をイタリアの老舗スクリーンチェンジャーのメーカーFIMICが叶えます。
1.スクリーンチェンジャーの革命 レーザーフィルターとは?
スクラップに含まれている異物をろ過して除去するフィルター装置です。
従来のスクリーンチェンジャーはスライドタイプで全て手動式でしたが、レーザーフィルターは作業員の手を一切かけず、全自動で、かつ連続的に除去する画期的なフィルターです。
連続式スクリーンチェンジャーという分類になることもあります。
2.スクリーンチェンジャー連続式のメリットとは何か
レーザーフィルター(スクリーンチェンジャーの連続式)を導入すると、人手がかかっていたフィルター交換に人手がかからなくなり、低グレードのスクラップを付加価値の高い原料に、労力をかけることなく加工することが大きな特徴です。
FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)は異物の含有率が高いスクラップを使用したことによる品質低下がなく、高品質な再生ペレットにリサイクルすることができます。
従来方式では、人件費やコストがかかりすぎて再生加工ができない低品質スクラップを完全無人化で異物除去をすることができます。
つまり、コンタミ(異物)が混ざっている理由でBまたはCグレードになっているプラスチックスクラップを高品質の再生ペレットに変えることが可能になります。
FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)は工業端材のみならず、市場回収品でも異物をきれいに取り除き、品質が向上します。
異物は鉄、繊維、紙、熱硬化性プラスチック、アルミニウム、その他のものを取り除くことができます。
実際に異物を除去した実例の写真を以下にお見せします。
WEEE由来PP粉砕品 レーザーフィルター 150ミクロン使用
市場回収LDPE粉砕品 レーザーフィルター 200ミクロン使用
HDPE粉砕品 レーザーフィルター100ミクロン使用(連続式スクリーンチェンジャー)
HDPE粉砕品 レーザーフィルター150ミクロン使用(連続式スクリーンチェンジャー)
LDPE粉砕品 レーザーフィルター150ミクロン使用(連続式スクリーンチェンジャー)
PP粉砕品 レーザーフィルター150ミクロン使用(連続式スクリーンチェンジャー)
PS粉砕品 レーザーフィルター 200ミクロン使用(連続式スクリーンチェンジャー)
PS粉砕品 レーザーフィルター 200ミクロン使用(連続式スクリーンチェンジャー)
TPU粉砕品 レーザーフィルター 150ミクロン使用(連続式スクリーンチェンジャー)
レーザーフィルターにより異物を除去すれば、作られたペレットは製品に使用できるので、付加価値が上がります。
3.なぜスクリーン交換の完全無人化が実現できるのか
全自動で連続的に異物を除去できる理由は、動画の通り回転するブレードが連続的に異物を回収するように設計されているからです。
①まず、ブレードの刃がスクリーン上に付着した異物(コンタミ)を浮き上がらせます。次に回転するブレードがスクリーンの上のゴミ(異物)を回収します。
②浮き上がった異物はブレードの中を経由して排出口に運ばれます。
排出バルブはあらかじめセットされた時間になるとバルブが開き、排出口から排出されます。
ブレードの回転は、押出機の内部(スクリーン付近)の樹脂圧の上昇(コンタミが網に詰まったときに上昇する)を感知してブレードが自動制御されて回転します。
設定される時間はどのくらい材料が異物(コンタミ)を含んでいるかにより設定を変えます。
排出口のバルブの開閉についての選択は二通りあります。一つは時間をセットして、一定時間で異物を外に排出する方法。二つ目は樹脂圧の上昇によって自動制御で開く方法を選ぶことができます。
4.なぜFIMICなのか
FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)の最大のアドバンテージは作業者の手をまったくかけずに、異物(コンタミ)を
①自動的(完全無人化)
かつ
②連続的に異物を取り除く
ことができる点にあります。
Bグレードのフィルムを洗浄しないで連続的に異物を除去している実際の映像をご覧ください。
完全自動で取り除く
従来の方法では樹脂の異物が徐々に網(スクリーン)の上に溜まっていきます。その都度、作業者が手動式で網を交換する作業が必要です。
特に異物の割合が高い材料の場合、20分に一度、ひどいときは5分に一度交換する必要がありました。ここに、完全に一名の人員がフィルター交換に張り付くことになり、コストを上げていることになります。
加えて、網(フィルター)交換の網の費用もコストとして負担になります。FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)は、全自動なので、このスクリーンチェンジャーに要する人員をほぼゼロにすることができます。(1週間に一度スクリーン交換に30分ほどを要します)
連続的に取り除く
また、従来方式では、ベントアップしたときや、作業者が計器の樹脂圧を見ながら圧力が高まったときに交換作業を判断して行います。いつ網が詰まるかわからないような材料は、作業者は常にベントや樹脂圧計を注視していなければならいのです。
しかし、FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)は、フィルター上のブレードが自動制御で回転して連続的に異物を除去するため、作業者が監視している必要はまったくありません。
異物が詰まって樹脂圧が高くなっても、作業員はフィルターを交換する必要がありません。加えて、ベントアップがないかどうかを気にする必要もなくなりますし、圧力計を気にしながら作業する必要もありません。
作業員は従来方式に比べて、より押出機のオペレーションに集中することができます。こうしてFIMICレーザフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)によってフィルター交換から解放された時間を押出機のオペレーションに振り向けることができるようになります。
レーザーで開けられた無数の小さな穴があるフィルターがコンタミを自動的かつ、連続的に捕獲し、再生ペレットの安定した品質を保証します。
スクリーン上の穴は樹脂圧が高まっても広がることはありません。従来の網のメッシュは樹脂圧が高まると広がってしまい、異物を通してしまいますがスクリーン上のレーザーで開けた穴は広がることがありません。穴より小さな異物はフィルターを通過しますが、穴よりも大きな異物に関しては完全にシャットアウトします。
5.メンテナンス
FIMICのレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)は作業員の作業コストと手間を完全に省くフィルターです。
フィルターに要する時間は1週間に一度、スクリーンとブレードを交換するための30分のみです。スクリーンやブレードなど、FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)に必要な スペアパーツはマーケットの中で最も安い値段で提供しています。
中国製や東南アジア製よりもさらに安く提供しているので、維持メンテナンスコストが格安で済みます。これはFIMIC社がお客様にもたらすメリットを最大化するという経営哲学を実践しているものです。
6.FIMICのメンテナンス
FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)の消耗品は、ブレードとスクリーンだけです。
かつ、そのスクリーンとブレードはどこのサプライヤーよりも安く提供しております。
7.スクリーンフィルター交換のコスト
<1ヶ月の消耗品>
一ヶ月の消耗品費:EUR780→@120円 :93,600円/月(3,800円/日)
作業員は不要。一週間に一度交換のために30分の作業時間必要。
FIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)を設置すると、一日当たりのコストは3800円です。
一方、異物が多い材料を従来方式の網のフィルターで、6分に一度網交換をしているとすると、一時間で2600円のコストがかかり、異物が多い材料の再生加工をする際にはFIMICレーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)がコストパフォーマンスが高いことがお分かりいただけると思います。
8.FIMICのアフターサービス
FIMICの連続式スクリーンチェンジャーはインストールの際に技術者を派遣してサポートします。運転指導も含め、
レーザーフィルター(連続式スクリーンチェンジャー)について詳細に説明を行います。
お客様が再生加工する材料に関しても、新たな加工方法の提案をすることも
あると思います。3か月から半年までの間に、再確認のために貴社を再度お伺いすることが
可能であり、それをお勧めします。
高品質ペレットを製造したい | 人件費コストを削減したい | メンテナンスが気になる |
![]() |
![]() |
![]() |
連続式スクリーンチェンジャーについて、更に詳しい情報については、お気軽に以下のお問い合せフォームまたはお電話でからご連絡ください。
2020/03/29