SEAL 廃タイヤから手縫いで作るビジネスバッグ

SEAL 廃タイヤから手縫いで作るビジネスバッグ

なるべくね環境に優しい生活をということで心がけているのですけれども、なかなかこの現代にいいますと、そういうわけにもいかない部分がありますよね。それでもできることをやっていこうということで、なるべく環境に配慮した素材とか志のあるブランドとか応援していきたいなと思って、わずかながらの消費活動はそういうものに使っているわけです。

私がかなり長い間使っているカバンについてちょっとご紹介します「SEAL」ていうブランドです。表参道にもショップがあって、想像できるかと思うんですけども結構おしゃれなデザインなんです。

廃材に命を吹き込むことをテーマにしているブランドでして、リサイクルに日本人の職人技を合わせて鞄とかそういった小物を作っているわけなんですよね。

それをいつだったかカンブリア宮殿とかガイヤの夜明けだか何かで見たんだと思うんですけども、こんなブランドがあるんだということで早速表参道のショップに行って購入したのがこのビジネスバックですね。これ触っていただければ分かるんですけど、これ実はタイヤでできているのです。

参考記事
社会問題を解決するブランド ヘラルボニー SDGsな生活
エコアルフ リサイクル素材使用、スペイン発ファッションブランド

トラックの使用済みタイヤで出来てまして、トラックのタイヤの内側中に入っている部分なんです。

傷ついてない部分とか、模様なんかを見ながら、一個一個手作りで作るというブランドです。

でこのブランドは日本国内で日本の職人が手縫いで作っているということなんですね。まあ非常にデザイン性も良いものです。こういう形で荷物もかなりたくさん入りますね。

このバッグが廃タイヤだって気付く人は知らない人なんかは、まずわからないです。

仕事でもリサイクルの打ち合わせなんかで、これ何だと思いますって聞いてもですね、なかなか正解の方は少ないです。(触ればわかりますが)

触ってやっと2~3割ぐらいの方がわかるくらいですね。非常に頑丈なんですよね。当たり前ですよね。タイヤですから。踏んでもいいし、雨に触れても防水性はバッチリだし、とにかく踏んだり蹴ったりしても全く問題がないという頑強さを持った鞄なわけですよ。すでにこれ、3-4年使ったんですよ。

そう、この持ち手が、実は取れたんですよ。パカーンとここの部分が外れてしまいまして。交換したら、修理代が結構高くて、1万4千円くらいしましたかねえ。

荷物をかなり詰め込んで思い鞄を長い間持って歩き回ってた時期があったんですね。持ち手にちょっと負荷がかかっちゃったみたいですね。

お願いしたいかなあというのは、革の部分ですかね。他の部分がタイヤ廃材で超最強の強度なんですが、革の部分のはげ方が、少し不満ですね。

革の部分のクオリティがね、もうちょい欲しいなっていうところではありますね。

まあそこ以外はすごく気に入っています。古タイヤを使ったカバンseal ブランドでした。

村井健児

株式会社ファー・イースト・ネットワーク 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現三菱UFJ)にて法人融資、株式会社宣伝会議にて環境雑誌に関わる業務を経て、2002年からプラスチックリサイクル業界で経験を積む。
2006年株式会社ファー・イースト・ネットワーク創業。プラスチックフクラップ売買、再生樹脂ペレット売買、リサイクル用機械・プラントの輸入販売を行う。

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