海洋プラごみを洗剤容器に採用 P&G

海洋プラごみの再生樹脂ペレットを使用して製造した洗剤容器があるようです。という記事を読みました。

海洋プラごみと一言で言っても、材料は何だろう。
成型はブロー成型だろうから、HDPE(高密度ポリエチレン)かな。

海洋プラごみからHDPEだけを集めるのはかなり大変だと想像するのですが、どうなのでしょうか。

数量は集まりにくいだろうが、、、

と思っていたら、記事には在庫がなくなり次第販売終了とのことです。
おそらく、せいぜい10トン程度を調達できたということなんだろうと思います。

それを25%の配合でバージンに混ぜて使用したのでしょう。
商品を生産する企業側には、問題となっている海洋プラごみについて、再生して利用している姿勢をアピールしているのでしょう。

たとえ、少量であっても、消費者向けのアピールの道具だったとしても、難しいことにチャレンジして、リサイクルが進む取り組みですからニュースは歓迎したいですね。

願わくば、継続的にこの取り組みをして欲しいです。

頑張れP&G!

村井健児

株式会社ファー・イースト・ネットワーク 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現三菱UFJ)にて法人融資、株式会社宣伝会議にて環境雑誌に関わる業務を経て、2002年からプラスチックリサイクル業界で経験を積む。
2006年株式会社ファー・イースト・ネットワーク創業。プラスチックフクラップ売買、再生樹脂ペレット売買、リサイクル用機械・プラントの輸入販売を行う。

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