「とにかく早く乾かしたい!」「手間はかけたくない!」
そんなあなたの要望に合ったペットボトルの乾かし方をまとめてみました。
①手間も道具も要らない水切り術で乾く時間を大幅短縮!
お湯で洗う
ペットボトルは水で洗うよりお湯で洗う方が水切りが良くなり早く乾きます。
皆さんもお風呂掃除や食器洗いの際に、水よりお湯の方が水切りが良いと感じたことはありませんか?
その理由は、お湯は水に比べて蒸発しやすいこと、お湯は水に比べて表面張力が弱いので水滴が残りにくいということにあります。
ただし、熱すぎるお湯だと、ペットボトルによっては変形する恐れがありますので、40℃くらいのお湯で洗って下さい。
ペットボトルを振り回す
ペットボトルをブンブン振り回すことで、遠心力が働いて内側に残った水滴を外へ出すことができます。
遠心力とは振った勢いで外側へ力が働くことをいい、ちょうどジェットコースターでカーブを曲がる際に外側へ飛ばされそうになる現象と同じです。
上記①の方法で季節や気候などによっては、すっかり乾く場合もあります。
ただ、まだ少し内側に水滴が残ってしまっている場合には、以下をお試し下さい。
②少しの手間はかかっても、とにかく今すぐ乾かす方法
割りばしにキッチンペーパーを巻き付けて内側の水滴をふき取る
割りばしを割らずに、キッチンペーパーを間に挟み、巻き付けることで、内側の水滴をあっという間に、かつ簡単にふき取ることができます。
もしペットボトルが1.5ℓや2ℓなど大きい場合は、割りばしではなく、さいばし等の長いものの使用をおすすめします。
ペットボトルの中にティッシュを入れ振る
この方法によりティッシュが内側の水滴を吸収してくれます。
四角い形のペットボトルは四隅に水滴が残りやすい上に上記の割りばし&キッチンペーパーでは拭ききれない場合があります。
そんな時、ペットボトルの中で縦横無尽に動き回るティッシュが活躍することになります。
③少しの時間はかかっても、手間や道具が要らない方法
冷蔵庫に入れる
冷蔵庫の中というのは実はとても乾燥しています。
なので、キャップをとって空のペットボトルを冷蔵庫に入れておくだけで内側の水滴はほぼなくなります。
ちなみにペットボトルの向きは上・下・横向き、どの方向に入れても乾きに大差はありません。
洗濯竿に角型·丸型ハンガーをぶら下げ、その洗濯バサミにペットボトルを挟み天日干しにする
大体どこのご家庭の洗濯竿にもかかっていて、靴下や下着などを干すために沢山の洗濯バサミがぶら下がっている四角いあるいは丸いハンガーを利用します。
この場合、ペットボトルの口に洗濯バサミを挟んでぶら下げることになり、水滴が底に溜まってしまうのではないかと不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、日光で温められた内側の水滴は、空気にのって上へと蒸発していきます。
なので、外で乾かす場合は、口を上向きにした方が早く乾きます。
なお、この方法は、日差しがある天気の良い日を選んで下さい。
リサイクルするために乾かしているなら
実は乾かす必要そのものがないのかもしれません。自治体によって異なるのですが、大体の自治体において乾かす必要はないのです。
出典:練馬区
出典:尼崎市
すすいで水を切るぐらいで実は大丈夫なのです。
もし、回収のためにペットボトルを乾かしているのであれば、「本当にその作業は必要なのか?」一度自治体のホームページなどで確認することをお勧めします。
まとめ
リサイクルのために乾かしているのであれば、そもそも乾かすという作業が必要なのか?を確認しましょう。
もし、乾かす作業が必要であれば、まずはこのコラムの①の方法(お湯で洗う、振り回す)を行います。
そのうえで時間と手間のどちらを短縮したいか、あなたに合った方法を選び、②あるいは③の方法で乾かしてみて下さい。