スクリューコンベア 押出機への供給用
主に汎用タイプの押出機(ルーダー)に再生樹脂の原料となるスクラップをルーダー(押出機)のホッパーに供給をするためのスクリュー式のコンベアです。
スクリューコンベアで供給を自動制御
ホッパーへ自動制御で供給されます。ホッパー内に粉砕品がないときはセンサーによりスクリューが動いて粉砕品(再生ペレットの原料)を供給します。逆に、粉砕品が十分にあるときは同じくセンサーによりスクリューコンベアは停止し、供給も停止します。また負荷が下がったところで自動で再び動くという動作を繰り返して供給を続けます。
自動制御ですので、ルーダー加工に熟練したスタッフでなくても作業が可能です。
ポイント☛汎用タイプの押出機(ルーダー)に自動制御で供給するならスクリューコンベア
もし、粉砕品が下穴付きのフレコンに入っている場合には、ホッパーにフレコンから直接投入しているプラスチックリサイクル工場も多数あります。フレコンをホイストなどで吊り上げ、下穴からホッパーに落とします。硬質プラスチックの粉砕品であれば、この方式でも十分かもしれません。しかし、ホイストなどがない場合、スクリューコンベアであれば、フォークリフトで吊り上げたフレコンからスクリューコンベアのホッパーに供給するなどしたほうが省力化になるでしょう。
押出機(ルーダー)のパーツの解説シリーズ
→ニップローラー
→ベルトコンベア
→スクリューコンベア
→カッターコンパクター
→ベント
→スクリーンフィルター
→POLYSTARの標準ペレタイザー
→真空ポンプ
→金属探知機
→定量供給機