再生樹脂の原料となるスクラップをカッターコンパクターに供給をするためのベルトコンベアです。
カッターコンパクター内の負荷に応じて自動制御されます。負荷が低いときはコンベアが動いてフィルムを供給します。逆に、負荷が低いときはコンベアは停止し、供給も停止します。また負荷が下がったところで自動で再び動くという動作を繰り返して自動的に供給を続けます。
自動制御ですので、ルーダー加工に熟練したスタッフでなくても再生ペレット加工の作業が可能です。
注意点としては、コンベアにスクラップをまんべんなく均等に並べるということが大事です。大きな塊でコンベアに置くと、投入にムラができ、カッタコンパクターの内部の温度や粉砕品の形状もばらつきが出ることになります。するとルーダーのスクリューへの供給が不安定になり、ペレットの形状や生産量も不安定になります。
ポイント☛ベルトコンペアにはスクラップを均等に置きましょう
押出機(ルーダー)のパーツの解説シリーズ
→ニップローラー→ベルトコンベア
→スクリューコンベア
→カッターコンパクター
→ベント
→スクリーンフィルター
→POLYSTARの標準ペレタイザー
→真空ポンプ
→金属探知機
→定量供給機