投資動向-国内

UBE三菱セメント、大阪・泉大津に廃プラ類の収集・破砕拠点──廃プラ・木くず等を年10.2万トン破砕し、九州・山口のセメント工場の燃料に。2027年6月操業予定

UBE三菱セメントは10月2日、大阪府泉大津市に廃プラ類などを年10万2000トン破砕する収集基地を2027年6月に開くと発表。破砕品は九州・山口のセメント工場で燃料にする。燃料向け廃プラの流れへの影響を読み解く。
投資動向-海外

欧州の樹脂大手Borouge International、再生材の供給を相次いで強化──墺で再生PPを配合するコンパウンド工場を拡張・稼働、独墺では機械リサイクルを年最大約1.4万トン増強へ

欧州の樹脂大手Borouge Internationalが、墺で再生PPを配合するコンパウンド工場を稼働させ、独墺で機械リサイクルを年最大約1.4万トン増強へ。EUの再生材義務を背景に日本企業への関係を整理。
工場運営AI・予知保全

Greyparrot、選別施設の設備総合効率(OEE)をAIカメラのデータで常時算出するダッシュボードを発表

Greyparrotが選別施設向けにOEEダッシュボードを発売。AIカメラの組成データから稼働率・性能・品質をシフトごとに常時算出する。仕組み、新しさ、未公表の点、国内ラインへの示唆を整理。
洗浄

未洗浄フィルムの再生、4つの対策のメリット・デメリット

紙ラベル・シール・砂が付いた未洗浄PEフィルムを再生する4つの対策(ノーマルスクリーン、水洗浄、レーザーフィルター、乾式洗浄)を、メリット・デメリットと項目別の比較表で比べます。
付加価値向上

レーザーフィルターで、再生ペレットの色はどこまで良くなるか

レーザーフィルターで再生ペレットの異物や黒点は減っても、色そのものは変わりません。取れるものと取れないもの、紙を焦がさない低圧運転の効果、用途ごとに必要な工程を整理します。
異物除去

スクリーン交換で押出機から離れられない。張り付き作業をなくすろ過方式の選び方

未洗浄フィルムの押出で、スクリーン交換に作業者が張り付く問題。手動・オートスクリーンチェンジャー・バックフラッシュ・レーザーフィルターの4方式を、人の作業が残る範囲で比べ、メッシュ選びの目安も整理します。
洗浄

紙・ラベル付きのPEフィルムを、水を使わずに再生する方法

紙ラベルやシールが付いた回収PEフィルムを、水洗浄なしで再生する方法。受け入れ制限・水洗浄・レーザーフィルターの3通りを比べ、乾式洗浄機とレーザーフィルターを組み合わせる構成と、扱える異物量の目安を紹介します。
GOOD&NEW

お取引先の50周年記念パーティに参加しました 「ずっと失敗の連続だった」という創業者の言葉

お取引先の50周年記念パーティに参加しました。3名で起業し、従業員200人にまで成長した会社の創業者が語った「目の前のお客様の課題をやり切ってきた」「ずっと失敗の連続だった」という言葉から感じたことを書きました。
投資動向-海外

米国の大型プラ熱分解工場、半数が停止と米化学会誌が報道──事業を続けるエクソンモービルなど3社に共通するのは「原料を確保する力」と「大手の後ろ盾」

米化学会誌C&ENは9月30日、米国の大型プラ熱分解工場の半数にあたる3工場が止まったと報道。事業を続けるExxonMobil・Nexus・Alterraとの違いと、日本の油化計画への示唆を整理します。
投資動向-国内

ニトリHD、埼玉に家具のリサイクル施設を約25億円で新設と報道──年1万トン以上の家具を回収・分解し、2028年度上半期の稼働をめざす

日経は10月3日、ニトリHDが埼玉県に年1万トン以上の家具を回収・分解する施設を約25億円で設け、2028年度上半期に稼働させると報じた。家具に含まれる樹脂やウレタンの出口として何を意味するかを読み解く。
原料相場

8月の輸入ナフサは前月比−16%。週次の指標はほぼ横ばい、中国樹脂は連休前でまちまち|FEN市況データ週次レポート 2026年10月5日号

8月の輸入ナフサは87,550円/kLで前月比−16.1%。週次の国産ナフサ価格指標は9月30日に101,213円/kLでほぼ横ばい。中国樹脂は国慶節前でまちまち、独ロイナのPA6一貫工場は停止へ。
業界レポート

FEN業界レポート 2026年10月3日号|ナフサが春の山から下がった今、再生材の買い手を価格以外でどうつなぎ止めるか

輸入ナフサは5月の山から8月までに約3割下落。価格だけで選ばれる再生材の取引は細りうる。経産省の自動車の利用計画指針、LG化学とVWの覚書、日立の取引の場、出光のナフサ製造を、買い手を価格以外でつなぎ止める仕組みとして横断整理。
投資動向-海外

米国で再生された色付きHDPEボトルの約3割を使う排水管大手ADS、再生材の購入比率が5年で最低の38%に──バージン樹脂が安い年は再生材を減らし、値上がりすると戻す「切り替え」を経営陣が説明/自社の再生工場は3,000万ドルで増強

米国の排水管大手ADSは、2026年3月期に再生材の購入比率が38%と5年で最低になったと報告。バージン樹脂の価格とPP製品の伸びが背景で、自社の再生工場を増強しHDPEは50%へ戻す方針。再生材需要の読み方を整理。
原料相場

【2026年10月2日号】プラスチックリサイクル市場状況:国慶節前で中国樹脂はまちまち、欧州スクラップは一段と細る

2026年10月2日号。国慶節の連休を前に中国の樹脂はまちまちで、ABSが200元高、PA6とPETは100元安。WTIは91.11米ドル。EUの非OECD向け廃プラ輸出禁止を前に、アジアに届く欧州スクラップは過去の約1割まで減る可能性があると同氏は推計。
投資動向-国内

東レ、PPSを含む廃材から溶媒でPPSを選んで溶かし出す技術を開発──ガラス繊維などを除き、分子量・融点はバージン同等。2030年めどに有償販売をめざす

東レは9月30日、高機能樹脂PPSを含む廃材から溶媒でPPSを選んで溶かし出し、ガラス繊維などを除いて回収する技術を発表。2030年めどの有償販売をめざす。誰に関係し、何から準備すればよいかを読み解く。
投資動向-海外

韓国LG化学とフォルクスワーゲンが車両材料で覚書──再生樹脂(PCR材)の内外装への採用拡大を検討/EUのELV規則は2032年から再生材15%・うち2割以上は廃車由来を求める

LG化学とVWグループが、再生樹脂(PCR材)を車の内外装に広げる方法の検討などで覚書。EUのELV規則は2032年以降の新型式に再生材15%、うち2割以上を廃車由来で求めます。日本の部品・樹脂・再生事業者への影響を整理。
AI選別

オーストリアARAら、選別残渣を再資源化する新工場Sort4cycleが上棟――AI二次選別とUPCYCLE工程で2027年半ば稼働へ

ARAらが選別残渣を年最大4.1万トン受け入れる新工場Sort4cycleを上棟。AI二次選別と比重分離を軸とするUPCYCLE工程を組み合わせ、2027年半ば稼働予定。公表内容と未公表の点、開発段階を整理。
投資動向-国内

出光、使用済みプラ由来の油を既存の石油精製装置で処理してナフサを製造──調達から油化・精製までをグループ内で一貫/瀬戸内では、食品トレーを熱分解油経由で容器に戻す7社連合の選別施設が完成

出光興産が9月28日、子会社の油化設備で作った使用済みプラ由来の油を既存の石油精製装置で処理しナフサを製造と発表。福山では店頭回収の食品トレーを選別する施設が完成。油化の前後を誰が担い始めたかを読み解く。
投資動向-海外

米下院議員5人、アジア6か国のPET・rPET輸入への対策を通商代表部に要請──書簡は米国のPETリサイクル能力の4分の1超が1年で失われたと記す/同じ9月、カリフォルニア州知事は再生材表示の書類義務を全製品へ広げるAB 2253を拒否した

米下院議員5人が、アジア6か国のPET・rPET輸入への対策と輸入再生材の検証強化をUSTRに要請。カリフォルニア州知事は再生材表示の書類義務を広げるAB 2253を拒否。日本の使用済みPETフレーク輸出の約4分の1は米国向けです。
投資動向-国内

日立が「再生材マーケットプレイス」を10月1日に運用開始、三菱UFJ銀行は売掛債権の早期資金化を順次開始へ/SIPでは再生プラの品質評価AIの研究開発も

日立が再生材の探索・取引・品質評価を一つの窓口で扱う「再生材マーケットプレイス」を10月1日に運用開始。三菱UFJ銀行は成立取引の売掛債権を早期資金化する支援を順次開始。販路と資金繰りに何が変わるかを読み解く。
原料相場

WTIは−7.9%、Brentは横ばい。国内ナフサ指標は円安もあって−2.88%|FEN市況データ週次レポート 2026年9月28日号

WTIは週間−7.9%、Brentはほぼ横ばい。国産ナフサ価格指標は8日間で−2.88%(101,887円/kL)。中国プライム樹脂は全面高から調整へ。EUの廃プラ輸出禁止を前にスクラップは「輸出できるか」が焦点です。
投資動向-海外

メキシコで軟包装を油に戻す工場が、稼働から3年で熱分解油を初めて商業出荷──1基あたり年約3,000トン、油の販売に加えてブランドが処理を委託して支払う仕組みも持つ/EUの包装EPR「認定代理人」義務の停止案、日本など域外の生産者の義務はもともと緩和の対象外

メキシコのGreenbackが軟包装由来の熱分解油を稼働3年で初出荷。年約3,000トンの小型設備で、油の販売に加えブランドの支払いも収入源。EUの認定代理人義務の停止案は域外生産者の義務を緩めない。
業界レポート

FEN業界レポート 2026年9月25日号|PET再生で「やめる」「見直す」「引き受ける」「別の財布」が同じ週に出た——問われたのは設備の資金の出どころ

ロッテの解重合投資中止、Loopの戦略見直し、大栄環境によるPET再生2社の引き受け、Metaの環境属性クレジット購入。PET再生で同じ週に重なった動きから、問われた「設備の資金の出どころ」を読む。
原料相場

【2026年9月25日号】プラスチックリサイクル市場状況:原油急落で樹脂は調整、スクラップは輸出規制が焦点

2026年9月25日号。WTIは週間で約7.9%下落し、中国の樹脂は9月前半の全面高から調整局面へ。PA6は6.4%安、PCは約6.0%安、PMMAのみ約4.1%高。スクラップはEUの非OECD向け輸出禁止を前に「実際に輸出できるか」が入手性を左右すると指摘。
法律・規制/補助金

💰 補助金・助成金レポート 2026年9月号

バリューチェーン脱炭素化補助金は9月25日12時で受付終了。自動車再生材の設備補助(10月30日締切)とSHIFT事業(10月1日・15日締切)が受付中、省エネ補助金は四次公募が10月上旬予定。
法律・規制/補助金

令和8年度 脱炭素技術等による工場・事業場の省CO2化加速事業(SHIFT事業)三次公募

CO2を工場単位で15%以上、主要系統で30%以上削減する改修を補助率1/3(上限1億円または5億円)で支援。三次公募の締切は2026年10月1日・10月15日の各12時。単純な高効率化改修は対象外。
法律・規制/補助金

令和7年度補正予算 循環型社会形成推進事業費補助金(自動車における再生材市場構築のための産官学連携推進事業)三次公募

自動車向け再生プラスチックの分析装置・破砕設備の導入を補助率1/2で支援。三次公募は2026年9月7日〜10月30日17時必着、受付順に随時審査し、予算到達で締切前でも受付終了となる場合あり。
投資動向-国内

民事再生中のPET再生2社を大栄環境が引き受けへ──負債は2社で約26.5億円、経営悪化の要因の一つは原材料高による「価格優位性」の喪失/さいたま市は10月から製品プラも一括回収

大栄環境が民事再生中のPET再生2社(トーシン・レコ)のスポンサーに。経営悪化の要因の一つは原材料高による価格優位性の喪失。さいたま市は10月から製品プラも一括回収、実証では再商品化率51→47%の試算。
ケミカルリサイクル

MacroCycle、PETを「部分解重合+環状オリゴマー」経由で再生――Metaが3年間の環境属性クレジット購入で年5,000トンの実証プラントを資金面から支援

MacroCycleがMetaと3年間の環境属性クレジット購入契約。同社特許によれば、PETをモノマーまで戻さず部分的に解重合し、環状オリゴマーを経て重縮合と開環重合で再重合する3段構成。年5,000トンの実証プラントへ。
投資動向-海外

韓国ロッテケミカルがPETの解重合設備への投資を中止、計画770億ウォンのうち執行は約166億ウォン/同じ9月17日、カナダのLoop Industriesはインド合弁の出資確保を最優先に、売却も含む戦略的選択肢の検討に入った

韓国ロッテケミカルが廃PETの解重合設備への投資を中止。計画770億ウォンのうち執行は約166億ウォン。同じ9月17日、カナダのLoop Industriesもインド合弁の出資確保を最優先に、売却を含む戦略見直しへ。
投資動向-国内

国のGX戦略地域、コンビナート型の認定は有望6地域のうち川崎市だけ──同市の計画概要に「廃プラスチックなどの資源循環の高度化」の記載/経産省はCEアクションWeekを10月1〜7日に開催

経産省が9月11日にGX戦略地域(第1弾)を認定し、コンビナート等再生型は川崎市1地域のみ。同市計画に資源循環の高度化が入る意味と、10月のCEアクションWeek、キャップ再生の環境価値証明の動きを読み解く。
投資動向-海外

EUの廃プラは11月21日から行き先がOECD諸国だけになる──非OECD32か国の申請のうち、「プラスチックも」と求めた11か国はすべて審査の対象外になった(マレーシア・台湾・インドを含む)/同じ日、最大の受け皿トルコには禁止の引き金が引かれなかった/米カリフォルニア州知事はSB 1180を拒否

欧州委が9月18日に公表した3文書を精読。非OECD32か国の申請のうち、廃プラを求めた11か国はすべて第39条(1)(d)で審査対象外となり、暫定リストにB3010/B3011の記載はありません。最大の受け皿トルコには禁止の引き金が引かれませんでした。
投資動向-国内

容リプラの合理化拠出金は6年連続ゼロ、実費が想定を29億円超過──想定単価は3年固定で、令和8年度は改定年にあたる

容リ協が令和7年度分の合理化拠出金を確定し、プラスチック製容器包装は6年連続のゼロでした。基準となる想定単価が3年固定である仕組みと、経産省調査が示す令和8〜12年度の再商品化可能量から、いま効いている制約を読み解きます。
原料相場

跳ねたのは原油ではなくナフサ。国内指標は円安が上乗せして+7.3%|FEN市況データ週次レポート 2026年9月21日号

原油はほぼ横ばいでも、ドル建てナフサは8日で+5.67%。円安1.68%が上乗せされ国産ナフサ指標は104,909円/kL(+7.29%)になりました。中国プライム樹脂は全面高が終わり、品目別に方向が分かれています。
法律・規制/補助金

インド プラスチック廃棄物管理(改正)規則2026 ― 包装への再生材利用が年次目標付きで義務化

インドが2026年3月31日に公布・即日施行した改正規則。プラスチック包装への再生材利用が製造者・輸入者・ブランドオーナーに年次目標付きで義務化され、硬質包装は2028-29年度以降60%になります。
法律・規制/補助金

🌏 米国・アジア規制レポート 2026年9月号

2026年8月20日〜9月20日の米国・アジア規制の動き。オレゴン州EPR法が連邦地裁で合憲と判断され差止めが解消。カリフォルニアは10月に期限が集中し、インドの再生材義務を新規掲載しました。
投資動向-国内

粉砕とペレット化は「製造」か「再生」か──改正廃掃法の許可制で例外となる「完成品の製造工程」の定義が検討中。全日本プラスチックリサイクル工業会が9月15日、粉砕・押出造粒の追加とフレーク・フラフの外形要件を提案/再生材インフラ設備の補助は9月18日公募開始

改正廃棄物処理法のスクラップヤード許可制で、例外となる「完成品の製造工程」の定義が検討中です。環境省案の例示は相変化を伴う工程が中心で、9月15日のヒアリングで全日本プラスチックリサイクル工業会が粉砕・押出造粒の追加を提案しました。
投資動向-海外

国費2,000万豪ドルが決まっていた年1.4万トンの軟質プラ工場は、完成を待たずに止まった──豪RPAが任意管理へ、処理量を裏づける契約は締結前だった/米下院委員会は9月16日、表示とマスバランスの2法案を可決。いずれにも州法先取り規定がある

豪RPAが任意管理へ。国費2,000万豪ドルの交付が決まっていた年1.4万トンの軟質プラ工場は、処理量を裏づける契約の締結前だった。米下院委員会は9月16日、表示とマスバランスの2法案を可決。いずれにも州法先取り規定がある。
原料相場

【2026年9月18日号】プラスチックリサイクル市場状況:原油横ばいで樹脂は二極化、PMMA急騰・PVC急落

2026年9月18日号。原油はほぼ横ばいに転じ、9月前半の全面高は終息しました。PMMAが8.5%高、PETが3.4%高となる一方、PVCは5.6%安、ABSも2.1%安と、樹脂ごとの二極化が鮮明です。再生材市場の変化は価格ではなく商いの回復にあります。
業界レポート

FEN業界レポート 2026年9月18日号|「倍増」の進捗は、いま測れない——第五次循環基本計画の第1回点検を読む

第五次循環基本計画の第1回点検結果が公表。物質フロー6指標で目標達成見込みは最終処分量のみ。「プラ再生利用を倍増」は統計の定義変更で進捗を判定できない。再生材インフラ設備の補助金は10月16日17時必着。
投資動向-海外

能力年2.6万トンと書かれ続けた熱分解プラントは、最後の通年に約1,023トンを投入していた──停止中のロッテルダム拠点を英EMVキャピタルが取得/EUは再生材の3法令を年内採択へ、しかも採択が遅れれば2030年の目標日そのものが後ろへ動く

停止中のロッテルダム熱分解プラントを英EMVキャピタルが取得。売り手の年次報告は能力26,000トンの欄に最後の通年1,023トン、可用性約11%と記します。PPWR第7条は3法令の採択が遅れれば2030年の目標日も後ろへ動く設計です。
投資動向-国内

容リプラ約1万トンが期中に返上され、容リ協が指名競争入札で振り替えへ──全体の約1.6%、問われているのは総量ではなく「年度途中に代替を手当てする仕組み」/富山環境整備はミダックHD・テラレムと3社提携、廃掃法の非常災害廃棄物規定は2026年9月16日施行

富山環境整備の選別第3工場の火災で、容リ協ルートの容リプラ・製品プラ約1万トン(全体の約1.6%)が期中返上されたと業界紙が報道。容リ協は指名競争入札で振り替えへ。廃掃法の非常災害廃棄物規定は9月16日施行。
ケミカルリサイクル

キリン・日本製鋼所、二軸混練押出機によるPETアルカリ解重合を実機実証――解重合率95%以上・250kg/h以上(量産想定の実証は国内初)

キリンと日本製鋼所が2026年9月2日、二軸混練押出機TEX®シリーズを用いたPETアルカリ解重合の実機実証に成功と発表。解重合率95%以上、250kg/時間以上で安定運転。押出機を反応器として使う方式の技術的な意味を整理する。
法律・規制/補助金

資源循環の促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律(再資源化事業等高度化法)

2025年11月21日全面施行。3つの環境大臣認定制度で廃掃法の許可に特例。受託分の廃プラ処分量が前年度1,500トン以上なら再資源化実施状況の報告義務があり、結果は公表されます。
押出加工

容リのグラッシュから「売れるペレット」をつくる|異物・発泡・臭いを設計で抑える

容リプラのマテリアルリサイクル/設備構成の考え方 容リのグラッシュから「売れるペレット」をつくるにはMr.レジンの視点異物・発泡・臭いは運転の腕では抑えきれないので、設備構成で織り込むと仕入れ先の幅まで広がってくるんですよね。 容器包装リサ...
ケミカルリサイクル

油化装置に安定投入できる形をつくる|WiPa プラストコンパクターという選択肢

ケミカルリサイクル/油化装置への投入前処理軽くてブリッジする材料を、油化装置に入る形に変えるMr.レジンの視点油化の前段で要るのはペレットの品質ではなく、炉へ安定して送れる形のほうなんですよ。容器包装リサイクル由来のグラッシュ(洗浄・乾燥・...
法律・規制/補助金

🇯🇵 国内法規レポート 2026年9月号

改正廃棄物処理法のうち災害廃棄物関係が2026年9月16日に施行。プラスチック資源循環では3つのタスクフォースの設置方針が示された。国内法規のこの1か月の動きを横断整理。
投資動向-海外

米国で「再生材を使う側」の期限が、そろって後ろにずれた──ニュージャージー州が食品を含む容器包装のPCR義務の免除を2029年12月31日まで延長/ターゲットは自社ブランド包装の目標を範囲を絞ったうえで2035年へ/一方「リサイクル可能」という表示そのものは2028年4月の審理へ

米ニュージャージー州が食品を含む容器包装の再生材含有義務の免除を2029年末まで延長。ターゲットは包装目標を2035年へ。「リサイクル可能」表示の訴訟と熱硬化性樹脂の分解技術もあわせて読み解きます。
原料相場

原油100ドル超え。今週動いたのは樹脂ではなくスクラップだった|FEN市況データ週次レポート 2026年9月14日号

原油がWTI 102.48ドルへ。中国プライム樹脂は2週間でPS+14.1%。ただし今週の質的な変化はアジアのスクラップ逼迫です。国内ナフサ指標は+1.64%で、うち円高が2.5%分を相殺しました。
投資動向-国内

経産省が材料リサイクル34社の収支調査を公表──現行水準の上限価格を当てはめると上限超過組は全社が営業利益5%未満との試算/令和10年度の「高品質再生材」新枠はまだ政府案の段階

経済産業省の入札制度検討会が材料リサイクル34社の収支調査を公表。令和10年度からの新枠「特定高品質再生材供給推進枠」の政府案と、容リPET下期の落札結果、市原のグリーンメタノール構想を横断で読み解きます。
課題解決事例

粉砕機の更新は、機種を決めてからが本番|見積前に詰めるべき7つの確認事項

湿式粉砕機の更新で、機種決定のあとに必ず出てくる確認事項を7項目に整理しました。制御盤の設置場所と配線距離、回転刃の列数、内部材質のステンレス化、給水の位置と配管径、電気部品の国内調達、既存架台の流用、納期からの逆算まで。
投資動向-海外

TotalEnergiesがグランピュイ実機を100%化──工場持分35%を「新しい株主」から取得/レゴのオーナー会社KIRKBIの気候投資部門は5年で100億DKK追加を計画、CEOは「技術企業に投資すればすばらしい成果が出る、という解決策は存在しない」(Bloomberg報道)

TotalEnergiesが仏グランピュイの高度リサイクル工場の持分35%を「新しい株主」から取得し100%保有に。KIRKBI Climateは5年で100億DKK追加を計画。PureCycleは建設中3拠点の記載がそろって後退しました。
付加価値向上

レーザーフィルターのメッシュと生産量の関係|未洗浄フィルムのRAS・ERA・FCS選び方

スクリュー径150mm・能力700kg/hの押出機で未洗浄のLDPE/LLDPEフィルムをペレット化する場合に、FIMICレーザーフィルターのRAS・ERA・FCSをメッシュと生産量の目安で比較します。
業界レポート

FEN業界レポート 2026年9月11日号|今週動いたのは「設備」ではなく、運ぶ道と払う人のほうだった

国交省が循環資源の拠点港29港を初選定し、環境省は選定港の設備整備を補助金審査で加点する方針。レゴ創業家のファンドは欧州の再生に長期資本、英国DRSは素材別の生産者手数料を示した。再生材の「外側」が動いた週を整理。
原料相場

【2026年9月11日号】プラスチックリサイクル市場状況:原油100ドル超で中国樹脂が一段高、アジア再生材は商い回復

2026年9月11日時点のDr.Steve市況レポート和訳。WTIが1バレル102.48米ドルへ急伸しコスト下限が切り上がり、中国はPS・PA6・PA66・PCを中心に全面高。アジアの再生材はスクラップ入手難で商いが回復しました。
投資動向-国内

千葉県が京葉臨海コンビナートのGXクラスター計画を策定──5年9,928億円は県が独自に算定した民間投資の見込額、廃棄物処理業も対象業種に/リケンテクノスと信州大学は可塑剤入りPVCの200℃脱塩素を検討中

千葉県が9月4日、京葉臨海コンビナートのGX産業クラスター計画を策定。5年9,928億円は県が独自に算定した民間投資の見込額で、該当業種に廃棄物処理業が入りました。リケンテクノスと信州大学はPVCの脱塩素化を検討中です。
ケミカルリサイクル

バージニア工科大ら、PVCを70℃・3時間で合成潤滑油(PAO)へ転換する手法をNatureで発表――塩素を99.98%超除去、粘度指数130を達成

米バージニア工科大学らがNature誌で発表。塩化アルミニウムとα-オレフィンを用い70℃・3時間でPVCを合成潤滑油(PAO)へ転換し、塩素を99.98%超除去する。リサイクル率が最も低いPVCの技術的な位置づけを整理する。
工場運営AI・予知保全

EverestLabs、選別施設向け「エージェント型AI」運用基盤Navigatorを発表――エッジ視覚モデル・VLM・推論エージェントの3層構成、処理量最大30%向上を主張

米EverestLabsが2026年8月24日、選別施設向けの運用AI基盤Navigatorを発表。エッジ視覚モデル・視覚言語モデル・推論エージェントの3層構成で、既存の制御ネットワークに後付けし処理量を最大30%高めると主張する。
投資動向-海外

EUのELV規則、9月14日に第6条の一部が適用開始──日本で再生した樹脂も算入されうるが、条件と監査が効き始めるのは2030年8月14日から

EUのELV規則(EU) 2026/1738は9月14日に第6条の一部が適用開始。算入できる再生材はEU域内の施設が原則で、要件を満たす第三国の施設は2030年8月14日から。日本の事業者への影響を条文から整理した。
法律・規制/補助金

PPWR第7条―再生材含有率の算定・リサイクル技術基準・域外再生材の輸入条件

PPWR第7条の下位法令に向け、欧州委員会が3件の証拠募集を実施(2026年8月17日〜9月16日)。域外再生材のEU輸入条件は、日本の再生材供給者に直結する論点です。
法律・規制/補助金

🇪🇺 欧州規制レポート 2026年9月号

PPWRの原則適用開始、第7条下位法令の証拠募集、実施決定(EU)2026/1425による算定ルールの刷新、11月21日に迫る廃プラ輸出禁止を横断的に整理しました。
法律・規制/補助金

実施決定(EU)2026/1425―飲料ボトル再生材含有率の算定・検証・報告

実施決定(EU)2026/1425が旧2023/2683を廃止・置換。ケミカルリサイクル由来分の算定方法論を初導入する一方、算入できる再生材はEU域内で再生されたものに限定。OECD諸国由来は2027年11月21日から。
法律・規制/補助金

改正EU廃棄物輸送規則(WSR)―廃プラスチックの輸出規制

規則(EU)2024/1157により、2026年11月21日から非OECD諸国向けの廃プラスチック輸出が禁止。2026年5月21日からは事前届出・同意手続の対象で、2027年5月21日にはOECD向けの第三者監査義務も加わります。
投資動向-国内

環境省の自動車再生材補助が3回目の公募へ、締切は10月30日17時──補助対象は「分析装置」と「破砕設備」の2本立て/旭化成ホームズ・東リは広域認定制度でタイルカーペットの水平リサイクルをブランド横断に

環境省が自動車の再生材補助の三次公募を公表(締切10月30日17時、補助率1/2、分析装置と破砕設備の2本立て)。旭化成ホームズと東リは広域認定制度を組み合わせ、タイルカーペットの水平リサイクルをブランド横断に広げます。
投資動向-海外

EUの再生材に「欧州産優先」を──業界3団体が共同声明。ただしPPWR第7条は、域外材料を「同等性」を条件に認めている

欧州の業界3団体がEUで製造・充填する包装に「欧州産再生材の優先」を要望。ただしPPWR第7条は域外材料を同等性条件で認めており、公開意見12件にも地理限定の声はない。日本企業への影響を整理。
投資動向-国内

山口大学らが異種樹脂に共通の光触媒分解コアを発表──分解コアを組み込んだ3樹脂を室温・LED光で分解、効率最大99%/萩原工業・鹿島・竹中工務店は防炎剤入りシートの水平リサイクル実証を開始

山口大学らが異種樹脂に共通の光触媒分解コアを発表。分解コアを組み込んだ3樹脂を室温・LED光で分解し効率最大99%。萩原工業・鹿島・竹中工務店は防炎剤入りシートの水平リサイクル実証を開始。2件を横断解説。